雑談 2008 年 6 月

 何の役にも立ちませんが、文句は言わないでね。でも間違いがあったらそっとSHINTAに教えて下さいな。話は時間軸で整理されていて、新しい話ほど上の方に書いてありますが、ブロック毎に話が完結しているので、どこから読んで下さっても結構です。なお、登場する人物、団体名などは、実在のものとは一切関係ないかもしれません(謎)。
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2008/06-015 壁登り

 フリークライミングジム初体験。

 壁に人工の石が貼り付けてあって、石に掴まりながら壁を登っていく。ただ登るだけなら簡単なのだが、手足を乗せて良い石が決まっていて、ちゃんと次を考えながら登らないと、右足と左足が交差してしまったりする。手の石が足と同じくらい下の位置にあったり、体重を預けづらい石があったりと、コース設定も様々。罠のような石の配置に、みんなで頭を悩ませながらチャレンジするのは楽しい。

 壁の傾斜が 90 度を超える(手前に倒れている斜めの壁)と、石を掴むのが急激に辛くなる。見た目はちょっとしか傾いていないのに、体力の消耗は想像以上。

 3 時間もやるともうヘトヘトで、最後の方は地面に座って体力を回復しながら順番を待っていた。日頃の運動不足が露呈。しかし、筋力はあまり使わないようで、翌日になっても筋肉痛はあまり無い。脇の下と胸との間がちょっと痛くなった程度。……ま、まさか、翌々日に来るのか!?


2008/06-014 高級 BBQ

 昭和記念公園でバーベキューしたんだけど、肉がすごい。肉屋の娘さんがいて、美味しい肉を持ってきてくれた。きめの細かい霜降り牛で、我が家ではこんな肉、間違っても出てこない。しまいには大きな 1 枚肉を豪快に焼き、鮮やかな手さばきで切り分けてくれるという、最早 BBQ ではない(笑)

 当の本人はしかし、肉は食べ飽きているらしく、スタートから焼きそばを熱望していたのがなんともいえず面白い。ひたすら焼きそばを食べていた。

 右の写真は、炭をいじくるために割り箸で網をずらそうとしたら、割り箸が折れて災害が発生したの図。幸い、ほとんどの食料は無事だった。

 差し入れのベイリーズも美味しかったし(見た目は午後ティーなのに)、梅雨なのに天気も良く、そもそも満員の昭和記念公園の予約を取れたのが奇跡的だし、いろいろすごい BBQ だった。


2008/06-013 21 位& 84 位

 doriko &初音ミクの「歌に形はないけれど」「夕日坂」の CD をゲット。ヨドバシで注文して取り寄せてもらった。

 両 CD 共、オリコンチャートと CDTV にランクイン。夕日坂の方が成績が良く(俺も夕日坂の方が好き)、オリコンデイリーチャート 6/10 付けで 21 位、CDTV 6/21 付けで 84 位。全国流通とはいえ、在庫している店がほとんど無い状態でこのランクインは快挙だ!


2008/06-012 エクサバイト読了

 服部真澄(著)/角川書店(刊)。ネタバレあるかも注意。

 小型のビデオカメラを体内に埋め込むのが当たり前になった時代。自分の見たものはすべてその「ビジブル・ユニット」に録画され、いつでも思い出を振り返ることが出来る。プライバシーへの配慮も十分で、スクランブルで撮影させないことや、撮影者本人が気に入らない部分を削除することもできる。

 ここで「ビジブル・ユニットの寄託」という新たなビジネスが誕生。自分の死後、ビジブル・ユニットをエクサバイト商会に預ける。エクサバイト商会は世界中から相続したユニットの動画をつなぎ合わせ、真実の歴史を再現する。法律の制限上、プライバシーに配慮して実際に動画を利用できるのは 100 年後だが、平凡な自分の人生が歴史に残るとあって一躍大人気に。

 しかし、ビジブル・ユニットの裏に陰謀あり。ビジブル・ユニットの寄託が図らずもその陰謀を窮地に追いやることとなり、猛反撃をくらう。果たしてビジブル・ユニットの危うさとは? そして、ビジブル・ユニットビジネスに携わり、様々な情景を見る主人公が葛藤の末に取った行動とは!?

 実はビジブル・ユニットは、国防省の息のかかった製品。装着者の死後、ビジブル・ユニットはメーカーであるグラフィコム社に回収され、削除された部分も含めてデータ再生される。さらに凶悪なのは「ブロッカー」と呼ばれるビジブル・ユニットで、ブロッカーはスクランブルさえ通過する。ブロッカーは要人の周辺に密かに配布され、要人の情報が筒抜けになっている。

 ビジブル・ユニットが寄託されてしまうと、グラフィコムが回収できなくなってしまうので、グラフィコムはエクサバイト商会に買収を仕掛け、その密談の様子を主人公は見せられる。その過程で、エクサバイト商会も技術不足で歴史を再現できないことが判明。一方、国防省内では、見てはいけない動画を密かに見たとして、幹部が掴まる。それが冒頭の老人なのだが、実は彼は、身を挺してビジブル・ユニットの危険性を証明したのだった。対立している双方で、もろい部分が露呈。

 一連の騒動が終わった後、主人公は偽装死亡し、別の人生を歩む。


2008/06-011 ねずみの国の海 / (3) 

 最早乗った順番は激しくうろ覚えだが……。

 生まれて初めて、360 度回転ループコースターに搭乗。乗る前はどんなに怖い乗り物かと思っていたが、実際はなんということは無い。落ちる際に、体の下に向かって G が働くからなのか、安心して乗っていられる。普通に落ちるジェットコースターの方が怖いんだということを学習。

 名物(らしい)の餃子ドッグは、肉まんを細長くした感じで、中身が餃子。結構おいしい。はじめは、ホットドッグのソーセージの代わりに餃子が何個か並んでいるのを想像していたが、まったく違った。

 池の周りに人だかりが出来てきたので何事かと思ったら、ショーをやるらしい。ちょうど近くにレストランがあり、2 階席からならよく見えるんじゃないか? と思って行ってみたらドンピシャ。普段はショーのかなり前から席取りしないといけないんだろうけど、かなりガラガラだったので、直前に滑り込むことが出来た。水辺の心地よい風をふんだんに浴びながら、賑やかな踊りとリズムを堪能。

 ちょうど 25 周年なので、ショーも 25 がらみのオブジェクトが登場。

 レストラン、良い場所を提供してくれたのはいいが、食事の質は×。貧相な学食レベルの食事で、しかもお値段は学食の 3 倍くらい。ガストのほうがよっぽど美味しいぞ。

 その後もあちこち乗り回ったが、一番のハイライトは、夜のセンター・オブ・ジアース。最後のジェットコースターのところで一瞬目の前が開けるが、山の頂上から夜のシーを一望。眼下に広がるホテル群のライトが美しい。ジェットコースター落下の恐怖で鳥肌立ちながらだったけれど、瞬間のきらめきを心のフィルムに焼き付けた。

 一日中歩き回り、乗りまくった(めぼしいアトラクションにはほとんど乗れた)のでかなり疲れたが、通常の遊園地とは一線を画すディズニーを堪能できた。ただこれは、平日でも特に空いていた日だったから良かったのだと思う。休日は論外としても、普通の平日でも待ち時間が多くて辛いかもしれない。

 運にも恵まれた。直前まで雨の予報だったのが一転して晴れたし(このおかげで空いていたのだと思う)、アトラクションが故障する前にちゃんと乗れ、ショーは特等席で見物。この運の力は俺のものではないけど。

 俺のシーデビューは、最高の 1 日となった。ありがとう。

 乗ったアトラクション:


2008/06-010 ういろう

 甘みのある塊、ういろう。羊羹ほどなめらかではないが、粉っぽいと言うほどでもない、微妙ななめらかさ。東京にいるとなかなか食べないというレアさ加減もあるのだろうけど、この妙ちくりんな名古屋名物が結構好き。

 最近は、桜とか、小豆とか、いろいろバリエーションがあるのね。久しぶりに食べられて満足。


2008/06-009 埋もれているけど好きな曲 / ひまわり 

 彼を思う気持ちを向日葵になぞらえた優しい歌詞。いつも太陽の彼を向いて咲いている。オケは対照的に電脳系でまとめてあり、全体的に明るい雰囲気に仕上がっている。

 リンリンシグナルで有名なシグナル P の曲だが、個人的にはリンリンシグナルより断然こちらが好き。

  はるかな昔から ひまわりは
    太陽を想い 胸を焦がす


2008/06-008 霧の四谷橋

 深夜 1 時。川下からいつもの橋を眺めると、幻想的な雰囲気に。

 四谷橋は夜になるとライトアップ……じゃなくて、誘導灯が点るんだけど、昨日は霧。橋の下側が霧でもこもこしていた。橋の上側を照らすオレンジの誘導灯が、霧でぼんやりとし、橋の下側まで回り込む。橋が下側からも、ほのかに照らされているような雰囲気。優しい光に包まれた橋がなんだかまぶしい。


2008/06-007 安田記念

 競馬に詳しい友達に、府中競馬場に連れて行ってもらった。安田記念という大きな大会で、1600m の王者を決めるらしい。海外の馬も来る。

 競馬というと、赤ペンを耳に挿したオジサンを連想するが、実際にはカップルや赤ちゃんを連れた夫婦なども多い。会場はきれいで、現代的だ。

 競馬新聞を読んで着順を予想するが、やたら情報がいっぱいあってどれがポイントなのか分からない。最近のレースでの着順の動きを見て堅実に推移してるな〜とか、同じ競馬場での順位を見て、この競馬場には不向きなのかな〜とか。午前中のレースに出る馬は初戦だったりするのでデータが無く、そういう場合は血統などで見る。

 まー結局よく分からなくて、名前で選んだり、パドックの雰囲気で見たりするんだけど(笑)。

 それでも、それっぽく予想したり、結果に一喜一憂したりするのは楽しい。競馬で資金を稼ごうなんて思ってはダメだが、勝ったり負けたりでトントンくらいにはなるので、タダで遊べる娯楽と思うとコストパフォーマンスは高いかも。入場料は 200 円、馬券は 1 枚 100 円なので、変な気を起こさなければ(起こしそうだが……)リーズナブルに遊べる。

 個人的には複勝(選んだ馬が 3 着以内に入れば OK)が扱いやすい。単勝(1 位にならないとダメ)よりも配当は少ないが、本命以外の馬から 2〜3 位くらいになりそうなのを選ぶと楽しい。数頭候補を選んでおき、後はパドックでの調子を見て、ピンと来たのを選ぶ。複勝の派生のワイド(選んだ 2 頭が 2 頭とも 3 着以内に入れば OK)もいいね。

 メインレース以外は 100 円ずつ買っていたが。メインレースは奮発。香港のグッドババが注目株で、俺もこれを中心に買おうと思っていたが、パドック見て日本の牝馬(ウォッカ)に鞍替え。無事に 1 位でゴールしてくれたので単勝はゲットしたが、パドックでブサイクなスタイルのやつが 2 位にランクインしてしまい、単勝以外は軒並み外してしまった。やっぱり難しいね。

 師匠の友達は、しっかり資金を 2.5 倍くらいに増やしてた。逃げ切りタイプの馬が少ないとか、馬同士の相性とか、そのあたりもしっかり計算に入れて予想しているようだ。


2008/06-006 バイオリンに触らせてもらった

 生まれて初めてバイオリンに触った! 超感動。

 バイオリンの弦は、主に左手の人差し指、中指、薬指で押さえるらしい。構えたときに一番左側に来る弦(これがかの有名な G 線)を薬指で押さえる(といっても押さえる場所の目安が何もないのだが)とド。第 2 弦の開放弦がレ、人差し指で押さえるとミ、中指でファ、薬指でソ、第 3 弦の開放弦がラ……という感じで音階が上がっていく。

 弓は影絵の狐を作るときのような感じで、右手の親指、中指、薬指でつまむ。

 思っていたより弓を現に押しつけないと音が鳴らない。しかし、注意していないと第 3 弦を引くときに一緒に第 2 弦も弾いてしまったりすることがよくある。もちろん音階も(どの位置を押さえればいいのか目印がないので)不安定。難しい〜。

 触らせてもらったバイオリンは実は 200 年ものというのを後で聞いて、いたく恐縮。


2008/06-005 怖い夢を 2 つも見た

 1 日に怖い夢を 2 つも見た。

 1 つはラストシーンが井戸から落ちるやつ。井戸と言っても地下にあるのではなく、井戸の形をした塔みたいなもの(しかも半筒状)が地上ににょきっと生えている感じ。その頂上の桶を引き上げる部分に人が掴まっているのだが、ロープが切れて落下してしまう。

 もう 1 つは、とある組織に襲われた男たちの話。部屋の中で追い詰められ、2 種類の薬のどちらかを飲むように強要される。片方が毒薬で、次々と死んでいく。残った唯一の男は毒薬がどちらかの見当がついているようだ。しかし組織がこっそり安全な方にも毒薬を仕込もうとしている! そしていよいよ男がコップに手を伸ばそうとした瞬間、組織側の人間が男の顔を掴み、握力でつぶして殺してしまった……。


2008/06-004 寿司

 昔の職場の時に時々行った回転寿司へ。ここはちょっと変わっていて、回転寿司なのに注文中心。一応皿は回っているが、中央の職人が「どんどん注文して下さいよ〜」を連呼している。なので、いつも作りたてを食べられる。

 一皿 136 円均一。今回は、はまち、真鯛、アジあたりが美味しかった。そして名物の卵焼き。注文してから 10 分ぐらいかかるが、ふんわりでっかい卵焼きを切り分けてくれ、アツアツを楽しめる。ウナタマなるバリエーションがあるのは初めて知った。今度食べてみよう。

 寿司って定期的に食べたくなる。最近は普通の(回らない)寿司屋にとんとご縁がないが……。


2008/06-003 眼鏡買い換え

 意図している訳じゃないんだけど、眼鏡を買う店が毎回違う。そしてどの店でも 6 万円。視力悪いと高屈折率のレンズが必要になるのでお高いのだ。

 しかし! 今回はコストカットして 4 万円でしのいだ。「屈折率 1.60 より 1.67 の方がレンズが薄くなりますよ」「片面非球面より両面非球面の方が見やすいですよ」という店員の甘い誘惑を断固拒否。といっても、UV カットやキズ防止は付けたし、今の眼鏡とスペック的には同等なんだけど。メガネドラッグは安いのかな? というかレンズが HOYA じゃなくてニコンだからか?

 安い代わりに、できあがるまで 10 日以上という時間がかかるが……。30 分で出来ます! っていう店との対比がものすごい。


2008/06-002 夜は短し歩けよ乙女読了

 森見登美彦(著)/角川書店(刊)。ネタバレあるかも注意。

 主人公の乙女のたぐいまれなる一夜+その後を綴った本。天然乙女のめまぐるしい放浪っぷりが楽しい。ふらりと夜の町に行き、錦鯉屋の哀れな話に涙し、どさくさに紛れて乳を揉まれたところを、男女に助けられる。しかしそれがまた一癖ある人物、勝手に他人の宴会に紛れてタダ酒を飲む。彼らとはぐれて先斗町を彷徨っていると、突然ダルマが出現……。

 一方、主人公に思いを寄せる先輩は、なんとか彼女と出くわそうと努力するものの、タイミングがずれて会えない。錦鯉屋と飲み、タダ酒男女とも遭遇しているのに。ようやく彼女を見つけ、ダルマを投げてアピールするも、ぐでんぐでんになっていて本人動けず。

 一夜以降も、激辛勝負、古本市、文化祭などに場面をうつし、そのたびに韋駄天こたつ、古本屋の神様、パンツ番長、像の尻の模型といった奇想天外な登場人物が次々と登場する。ページをめくるごとに「そんなアホな!」と思わずつぶやいてしまう面白さ。

 ちなみにラストは、主人公と先輩の初デートの待ち合わせ。風邪で寝込んだ先輩が夢の中で主人公と手をつなぎ、目を覚ますと正夢。デートの約束をしたのである。めでたしめでたし。


2008/06-001 晴れた!

 久しぶりにいい天気。布団を干そう。お買い物もいろいろ。


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