白 Be 2008 年 12 月

 BeOS 及びパソコン関連の日記です。といっても毎日書いているわけではありませんが(^^;)。タイトルは「はくび(白眉)」と読んで下さい。BeOS が最も優れた OS になってくれたらいいなぁ、などと期待しながら……。
 各日記の日付の部分は、その日記のアドレスへのリンクになっています。他の雑談や日記からこの日記へリンクを張る際の URL 取得用としてご利用下さい。


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2008/12/31 B mkcal が正式版に

 Beer さんのデスクトップカレンダーツール「mkcal」が正式版に昇格。

 使い方としては、まず、普通に mkcal を起動。最初のアイテム設定画面が全体的な設定画面で、autoset にチェックを入れると、画像生成モードで起動したときに生成画像を自動的に壁紙にしてくれる。

 add ボタンをクリックすると、カレンダーが追加される。プレビューウィンドウを見ながら、カレンダーの描画方法を指定できる(カレンダーの位置・大きさは、プレビューウィンドウでドラッグ&ドロップで変更できる)。

 設定が終わったら、Save As で設定を保存。

 Terminal から、mkcal を画像生成モードで起動する。引数として、設定ファイル名と、出力先画像ファイル名を指定する。すると、カレンダーが壁紙になる。

mkcal mysettings outcalimg
 UserBootScript に入れておくと便利だ。


2008/12/31 A USB ハブ

 USB ハブを経由してのメモリカードリーダーが使用できた。USB ハブはバッファローのコンセントみたいな形をしたやつ、メモリカードリーダーはグリーンハウス GH-CRHC29-U2。Haiiu の USB サポートはなかなか。


2008/12/29 D waku-WAK KARAOKE Player 進捗状況

 落ちる原因を探っていたら、浅いコピーをしていることが発覚。

 しかしそれを修正しても直らず。どうやらグローバル変数が消滅する際に落ちているらしい。もう BApplication がいないから、BBitmap の子持ちビューが消えるときになんかあるとか、だったりするのか? よーわからん。


2008/12/29 C BeBits のオーナーが

 変わるらしい


2008/12/29 B waku-WAK KARAOKE Player 進捗状況

 ビットマップボタンを BTranslationUtils::GetBitmap() から既存ビットマップのコピーに変えたら、既存ビットマップを delete するときに落ちるようになってしまった。むぅ。


2008/12/29 A 違うボリュームでも移動になってしまう

 BFS ボリュームから FAT32 ボリュームにフォルダをドラッグ&ドロップしたら、コピーじゃなくて移動になってしまった。BFS 属性が消滅 orz


2008/12/28 B waku-WAK KARAOKE Player 進捗状況

 スキンエディタがだいぶできてきた。スキンの合成・保存と、その読み込みができるようになった。あとはどんなパーツが必要かのこまかいデータベース入力なので、メインの waku-WAK KARAOKE Player を作りながら一緒に開発していこう。

 スキンのビットマップを作らないと。


2008/12/28 A CDBootImage でも CD ブートならず

jam haiku-boot-cd
を実行すると、haiku-boot-cd.iso という名でブート CD 用のイメージができあがる。これと haiku-alpha.image を CD に焼いて起動してみたが、CD ブートはできなかった。残念。


2008/12/27 B Haiku ビルド時に Anthy をインストールする

 UserBuildConfig に以下を追加することで、Haiku ビルド時に Anthy for Haiku をインストールできる。

InstallOptionalHaikuImagePackage Anthy60
	: http://www.k5.dion.ne.jp/~shinta86/lib/Anthy60.zip
	: apps ;
AddSymlinkToHaikuImage home config add-ons input_server methods
	: /boot/apps/Anthy/Anthy ;
AddSymlinkToHaikuImage home config lib
	: /boot/apps/Anthy/LibAnthy/libAnthy.so ;
AddSymlinkToHaikuImage home config settings SHINTA LibAnthy
	: /boot/apps/Anthy/LibAnthy/anthy.dic ;
AddSymlinkToHaikuImage home config settings SHINTA LibAnthy
	: /boot/apps/Anthy/LibAnthy/indepword.txt ;
AddSymlinkToHaikuImage home config settings SHINTA LibAnthy
	: /boot/apps/Anthy/LibAnthy/master.depword ;
 初期設定のままでは日本語が□になってしまうので、Haiku メニュー→Preferences→Fonts で Plain Font と Bold Font を Konatu にし、Haiku メニュー→Preferences→Menu で Font を Konatu にする。……これも UserBuildConfig で指定できたりするのかな?


2008/12/27 A CD ブート

 Haiku の UserBuildConfig があるフォルダに、CDImage みたいなファイルがあるけど、この辺りを見ると CD ブータブルな Haiku が作れたりするのだろうか?


2008/12/25 B Web ページのスクロールバー

 ここ見てて、HTML でもスクロールバー出せるんだな、というのに今更ながら気づき、調べてみたら、スタイルシートで Overflow プロパティを指定してやればいいことが判明。Auto にしておくと、入りきらないときだけ、スクロールバーが出る。各所のサンプルを見ていると、普通は縦スクロールバーが出るらしいが、NOBR なエリアだと横スクロールバーが出る。

 PRE な領域って NOBR で、横に長いとウィンドウを突き抜けてしまって、他の段落等も横長の影響を受けてしまうので見づらい。スクロールバーにすれば解決! というわけで、うちもスクロールバー採用にしてみた。

sudo apt-get install subversion autoconf automake texinfo flex bison gawk build-essential


2008/12/25 A Ecolinux で Haiku ビルド

 Ubuntu は重いので、もうちょっと軽い Ecolinux で Haiku をビルドしてみた。Haiku はちゃんとビルドできた。Ecolinux の使い方がまだわからず、Windows 共有どうやるんだとか、マウスのスクロールボタンが認識されないとか。

 せっかくなので、ビルド方法を JPBE.net でまとめ中。未完成。


2008/12/21 B BBitmap での DrawBitmapAsync() はバグ持ち?

 BBitmap のオフスクリーンに DrawBitmapAsync(BBitmap, BPoint) でビットマップを描画するとうまく描画されない。最後にオフスクリーンの Sync() をしてみると、本来描画される画像が描画されずに、違う画像が描画されている。BBitmap と BPoint のペアがずれてる!?

 DrawBitmapAsync() の代わりに DrawBitmap() を使うとちゃんと描画される。


2008/12/21 A 国内初の Wireless USB ハブ登場

 国内製品で初めて「Certified Wireless USB」ロゴを取得したワイヤレス USB ハブが登場。ラトックシステムのワイヤレス USB キット「REX-WUSB1」で、PC カードと USB ハブが無線で接続される。アイソクロナス転送をおこなう機器(CCD カメラ、スピーカー、TV チューナー、ワンセグチューナーなど)は使用できないとのこと。

 ついに Wireless USB が現実に。PC カードではなく、USB ポートに挿すタイプも今度登場するかな?


2008/12/20 r28814 に更新

 メイン環境の Haiku を r28555 から r28814 に更新。

 SB Audigy4 での出音は多少マシになったかも。BSlider のオフスクリーンは、256 色だったのがフルカラーになった模様。


2008/12/15 Archive Translator Tool Pack Release 2 β

 テスト公開

 Archive Translator 仕様 Ver 0.81 βに対応し、Haiku に対応した。


2008/12/14 C Haiku Live CD が作れない

 momoziro さんとこを参考に、Haiku を CD ブートさせてみようとしたのだがうまくいかず。

 以下、行ったこと。作業は Haiku 上でやった。

  1. Haiku Raw イメージをダウンロード(haiku-pre-alpha-r28800-raw.zip)。
  2. makebootable を実行。
    makebootable haiku.image
  3. Raw イメージをマウント
    mount haiku.image /LiveCD
  4. makehaikufloppy スクリプトをダウンロード、実行属性を付与した後に実行。
    mkdir ./tmp
    makehaikufloppy -cd -base /LiveCD -image ./tmp/bootflp.image
  5. CDR tools をダウンロードし、mkhybrid をゲット、実行。
    mkhybrid -b bootflp.image -c boot.catalog -a -r -J -V Haikuboot -o bootcd.image ./tmp
  6. Windows 上で B's Recorder GOLD 9 で CD-RW に書き込み。
 CD-RW への書き込みは、非ディスクアットワンスかつディスクを閉じない、非ディスクアットワンスかつディスクを閉じる、ディスクアットワンスの 3 パターンを試したが、いずれもうまくいかず。起動時、ピリオドが横に伸びていく表示はされるのだが、その後リセットがかかってしまう。

 makebootable を行わない状態で、非ディスクアットワンスかつディスクを閉じないで書き込みもしたが、こちらも同様の症状でうまくいかず。

 ちなみに、DVD-R、DVD+RW へ書き込もうとしたら、マルチトラックは無理と言われて書き込みができなかった。


2008/12/14 B BMessage Archive Translator ソースコード再アップ

 アーカイブが破損していたので、BMessage Archive Translator のソースコードを再アップ。


2008/12/14 A Programming the Be Operating System 日本語版

 JPBE.net の Programming the Be Operating System 日本語版を作成してくれている方は、今は忙しいのだろうか。最近更新が無い。

 また翻訳作業を続けてくれるといいのだけれど。


2008/12/12 Archive Translator 進捗状況

 AT プログラミングガイドに進捗状況報告の記述を入れた。

 残作業は、SampleMelt に進捗状況報告の受け取り方を仮想コードで入れる、AT Tool Pack を仕様第 8 案に対応させる、BMessage Archive Translator を ARTR_TYPE_REMOVE に対応させる。


2008/12/11 BMessage Archive Translator Ver 2.2 β

 テスト公開

 最新の AT 仕様 Ver 0.81 に対応し、Haiku R1 αに対応した。


2008/12/10 B マルチ・ブート・マネージャ

 Vista を含むマルチブート環境を構築するのは大変だけど、マルチ・ブート・マネージャ(MBM)を使うと結構簡単に Vista を含むマルチブート環境を構築できる模様。MBM には DOS コマンドだが、FD イメージ版も同梱されているので、ブータブル CD に焼けば DOS は不要。

 1 つ落とし穴があって、ここによれば、Vista でパーティションを区切ってしまうと MBM がパーティションを認識できないらしい。MBM のパーティション機能なり何なり、他の方法で区切る必要があるとか。うちの PC は Vista でパーティションを区切ったはずなので今更 MBM を使えないが、今度新しい環境を構築するときはこれを使うと良さそう。


2008/12/10 A Archive Translator 進捗状況

 仕様第 8 案を公開。これで一通りの仕様が出そろったのではと思う。

 SampleMelt と BMessage Archive Translator を仕様第 8 案に対応(といっても進捗報告関連はサポートしてないけど)。

 あとは Archive Translator ガイドに進捗関連を記述して、AT Tool Pack を仕様第 8 案に対応させるのが残作業。


2008/12/07 Archive Translator プログラミングガイド

 JPBE.net の Archive Translator プログラミングガイドを更新中。
 ZIP Archive Translator をマルチスレッドにして、高速解凍できるようにしたいねぇ。1 つのファイルを解凍する中でもブロックごとにスレッドを分担するのが一番使い勝手が良いと思う。しかしそれだと、解凍アルゴリズムそのものに手を入れないとダメな気がするから、複数のファイルを一気に解凍するのにマルチスレッドを使う感じにすると実装しやすいかな? ディスクへのリード・ライトを解凍スレッドがばらばらにやるとシークに時間がかかりそうなので、リードスレッド・ライトスレッドを別に作り、まとめてリード・ライトするほうがいいかも。

 と、思ったが、ブロックごとにマルチスレッドにしないのであれば、それはアドオンではなくアプリ側の仕事か。


2008/12/01 B Archive Translator 進捗状況

 プログラミングガイドの解凍サンプルコードと、AT Tool Pack の圧縮プログラムを仕様第 7 案・Haiku に対応完了。


2008/12/01 A mkcal 081128

 びぁさんのカレンダーソフト、いろいろな表示ができるようになってきている模様。当月だけ大きく表示したり、陰暦表示したり。



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