UTAU Tool Proxy
UTAU に付属の wavtool および resampler が起動される際のパラメーターを分かりやすく記録するためのツールです。
UTAU 関連のプログラム(プラグインなど)を開発している開発者向けの内容です。
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バージョン | Ver 1.10 |
ファイルサイズ | 1,486 KB |
更新日 | 2014/02/11 |
ソースコードも上記アーカイブに同梱されています。
過去のバージョンはこちらからダウンロードできます。
使い方
UTAU のプロジェクト設定ウィンドウで、
UTAU のプロジェクト設定ウィンドウで、
- ツール 1:WavToolProxy.exe のパス
- ツール 2:ResamplerProxy.exe のパス
に設定します。
UTAU で歌声を再生すると、WavToolProxy / ResamplerProxy が起動されます。
WavToolProxy / ResamplerProxy があるフォルダにログファイルが作成され、wavtool と resamper への引数が記録されます。例えば以下のような感じです。
◆ 2014/02/11, 23:46:17
R:\UtauToolProxy\ResamplerProxy.exe, E:\UTAU0412\voice\uta\あ.wav, R:\TEMP\utau3\temp.cache\0_あ_C4_KrZmyO.wav, C4, 100, , 6.0, 550, 52.0, 69.0, 100, 0, !120, AA#96#
C:\UTAU\resampler.exeend_blank=69.0
fixed length=52.0
flags=
input file=E:\UTAU0412\voice\uta\あ.wav
length_require=550
modulation=0
offset=6.0
output file=R:\TEMP\utau3\temp.cache\0_あ_C4_KrZmyO.wav
pich bend=!120 AA#96#
pitch_percent=C4
resampler=R:\UtauToolProxy\ResamplerProxy.exe
velocity=100
volume=100
ログファイルへの記録後、wavtool / resampler を起動し、通常通り歌声が生成します(コマンドプロンプト画面への表示は行われません)。
ユーザーフォルダ(Windows 7 なら C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\SHINTA\UtauToolProxy)に設定ファイルが保存されますので、設定ファイルを変更することにより、表示をカスタマイズできます。
wavtool / resampler は通常自動検出されますが、うまく検出されなかった場合も、設定ファイルを変更して下さい。
サポート情報
動作要件
動作には以下の環境が必要です。
- Windows 7 以降。
OS 別動作状況
OS | 動作可否 | 確認時の Ver | 備考 |
---|---|---|---|
Windows 7 Professional SP1 (64bit) | ○ | Ver 1.10 | |
Windows XP Professional SP3 (32bit) | ○ | Ver 1.10 |
バグ対応
現在の所、バグ情報はありません。
要望
現在の所、要望はありません。
種類別/ライセンス等
お薦め度 | ★★★☆☆ |
---|---|
種類別 | フリーソフトウェア |
名称 | UTAU 開発支援ツール |
ライセンス | クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示 – 非営利 – 継承 2.1 日本) ※営利目的で使用したい場合は、個別に応じられる場合がありますので事前にご相談下さい。 |
補足事項
UTAU Tool Proxy の開発環境として使用している C++Builder には脆弱性(JVNVU#97910946)が存在しますが、UTAU Tool Proxy は外部 BMP を読み込まないので、影響は受けないと考えています。
気になる方は、使用をお控え下さい。