雑談 2007 年 6 月

 何の役にも立ちませんが、文句は言わないでね。でも間違いがあったらそっとSHINTAに教えて下さいな。話は時間軸で整理されていて、新しい話ほど上の方に書いてありますが、ブロック毎に話が完結しているので、どこから読んで下さっても結構です。なお、登場する人物、団体名などは、実在のものとは一切関係ないかもしれません(謎)。
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2007/06-005 北海道旅行 / 4 日目(札幌) 

 早朝、札幌に戻ってきた。電車で一駅、札幌場外卸売市場へ。日曜日で市場は休みだったが、周辺のお店はやっていた。朝食何食べようか、いくら丼とかの生系はもう食傷気味かなぁ、そうすると焼き魚かなぁなどと迷いながらうろうろ歩いていたら、店の前に座っていたおじさんが声を掛けてきて、「焼き魚ならそこの 2 階がオススメだよ」と教えてくれた。入ってみると確かに焼き魚メインの店。10 種類以上の焼き魚を取りそろえていてどれも単品 500〜600 円。プラス 250 円で定食になる。

 その中で 1 つだけずば抜けて高い魚があった。時価 1700 円〜2400 円との表記。その名は「きんき」。せっかくだから食べてみることにした。白身魚で味はお上品。脂がのっているのにしつこくない。でも、庶民派の俺には合わなかった(笑)。悪く言えば、脂がのっているのと水っぽいのが同居していて、水と油って感じで分離している。貧乏根性で全部食べようと思ったが、他のも食べてお腹一杯になってしまったので少しお残し。ちなみに会計時に計算したら、2000 円だった。

 時鮭(時不知)も食べた。迷子になって季節はずれで戻ってきた鮭のことらしい。こちらはうまい。赤身なのにぱさついてなくて、旨味があるのに銀鮭と違ってしつこくない。一切れ全部美味しく食べられた。やっぱ庶民の味が一番だよ、うん。

 注文の際、2 つとも単品でたのみ、「以上で」って言ったらお店のおばちゃんは「えっ?」って感じでけげんな顔をしていた。ごめんね、定食食べられるほど余力がないのよ。でも、食べている途中から、東京者の割には魚を綺麗に食べると思ったからなのか、温かい雰囲気で接してくれた。

 海鮮ラーメンも味わう。塩味で、かに、ほたて、エビなどの旨味がしみ出していてうまい。1000 円。

 札幌駅に戻り、徒歩で北海道大学へ。キャンパス内に庭園があり、爽やかな雰囲気。綿のような物が浮遊していたのがちょっといただけないが。植えてある植物のうちの 1 種類が発している物体みたい。クラーク博士像も見たが、ここのは大志を抱かせてないんだね。ポプラ並木まで行こうとしたが、うろうろ迷っているうちにタイムアップ。

 空港へ行き、旅行最後の食事。空港内にラーメン道場というラーメン屋の集合体があり、そこでラーメン。といっても、札幌ラーメンは初日に食べたので旭川醤油にした。味の系統としてはラーメン博物館で食べた佐野実の醤油ラーメンに近い。そして、ふとメニューを見ると「ヴァイツェン」の文字が。地ビールらしい。飲んでみると、確かにヴァイツェンの雰囲気がただよっている。スーパードライとかよりは美味しい。でもやっぱりエルディンガーヴァイスとは雲泥の差。

 機内のドリンクサービス、「スープ」って選択肢もあるということを行きの飛行機の中で初めて知った。帰りはスープ飲むぞと思っていたのだが、ラーメン食べたせいでそんな気分ではなく、柚子ジュースにしましたとさ。

 こうして非日常の 4 日間はあっというまに終わり。食べてばかりだったけど、とっても充実。……東京に帰った夜、友達との飲み会でまた食べましたとさ(^^;

 でも、景色も綺麗だったな。特に知床。今度は、今回巡れなかった場所にも行ってみたい。北海道情報&アドバイスをくれたみんな、本当にありがとう!

 食べたものリスト:



2007/06-004 北海道旅行 / 3 日目(知床)  

 夜行バスは 5:45 の定刻ほぼぴったりに知床斜里駅到着。すごい正確さ。しかしレンタカーは 8 時からなので暇である。

 駅前で Seiko Mart 発見。北海道に来てからやたらと見るこの店の正体はコンビニだった。朝食を買って駅で食べ、DS で遊んで時間を潰す。

 レンタカーでまず向かったのはウトロ(宇登呂)。地元民は車飛ばすねぇ。40km 道路を 100km くらいで走っている人もいた。郷に入ったので俺も少しスピードアップ。途中、オシンコシンの滝(双美の滝)に寄り道。脇道に入って上からも滝を眺めた。

 ウトロから観光船で知床岬に回る。断崖絶壁の海岸線は圧巻。

 滝の下は黄色い。これは、水が硫酸だからとのこと。

 飛来するカモメの撮影にも成功。

 下船後は港で食事。ほっけ焼魚定食 1200 円は大きく、しっかりとしたうまみがあって Good。うに時価(1000 円だった)もせっかくなので食べておいた。小樽のうにより美味しい気がする。

 しかしここからが受難の時。知床五湖はクマ出没で閉鎖されており、鹿肉カレー(鹿肉はあっさりしていて少し甘みがある)を食べてすごすごと退散。知床峠はご覧の通りの濃霧で何も見えず(ちなみに途中で残雪を発見)。レンタカーを 17:30 に返さなくてはいけないので熊ノ湯温泉まで行くわけにもいかず帰途へ。

 レンタカーを返してから徒歩で斜里温泉へ。ラッキーなことに、広い浴室を独占状態。のんびり疲れを癒す。それにしても、「天然植物性」って温泉じゃなくてシャンプーのキャッチコピーじゃないの?

 夕食はいかにも定食屋って感じの店でカツ丼。近くにラーメン屋があって、レンタカーじゃない北海道ナンバーの車が多数止まっていたので人気店だったのかもしれないが、ラーメンはさんざん食べたので毛色の違う食べ物が恋しかった。

 夜行バスまで 3 時間。暇だったのでバス待合室に掲示されていた「バス車内への持ち込み禁止」を読んでみたら、「電池(乾電池を除く)」との表記が。……えーと、みんなが持っている携帯には充電池が入っているんですけど(笑)。

 そんなこんなで、夜行バスで札幌まで戻った。

 食べたものリスト:



2007/06-003 親知らずとお別れ

 右上の親知らずを抜いた。麻酔をしているので痛くはないのだが、ペンチみたいなのでぐりぐり力一杯抜かれるのでうまく抜けるのか心配だった。骨はゴリゴリ変な音するし。麻酔切れたらどうしようとか、久しぶりに心臓に悪い緊張をした。

 抜けた歯は上が真っ黒。深い虫歯ではないとのことだが、奥に進むのも時間の問題だっただろうと。抜いて良かったようだ。


2007/06-002 北海道旅行 / 2 日目(小樽)  

 札幌では「明日小樽はどしゃぶりだよ」と言われたが、なんと晴れ。1 日目も雨の予報だったのに降らなかったし、天候に随分恵まれた。

 街並みを散策してから寿司屋「なか一」へ。友達オススメの店で、TV チャンピオンでも優勝したことがあるとのことだったが、食べてみたらイマイチ。期待が大きすぎたのか、それともランチタイムは職人がヘタレなのか……。

 食後は運河でひと休み。特筆する物はないが、ベンチに座っていると心地よい風が吹き抜けていく。やっぱり水辺っていいよね。

 ひとしきり休んだ後、北一ヴェネツィア美術館へ。ヴェネチアングラスは以前箱根ガラスの森で沢山見たので今回は行かない予定だったのだが、マイセンの影響が残っていたのか、急に欲しくなってしまったのだ。コーヒーは飲まないが、野菜ジュースは飲むのでグラスの需要はある。少々泡が混じっているのが気になったが即決で買ってしまった。ガラスの森での記憶が確かならば、ストライプは描かれたものではなく、ガラスの中にシルクを埋め込むことで表現している。手前と奥のストライプが交差して綺麗。

 続いてオルゴール館。円盤のオルゴールはどういう仕組みで音を出しているのだろうか?

 名前でスルーしようと思ったが、友達オススメだったのでルタオでケーキを食す。一番人気のマスカルポーネは残念ながら売り切れで、代わりにモンブランを食べたが、栗の香りが豊かで良い。紅茶も上品。

 JR タワーで夜景を眺めてから夜行バスで斜里へ。小樽の海産物は総じて期待程ではなかった。むしろ、ルタオの紅茶が良かった。あ、でも夕食で行った寿司屋「まるやま」の生鯖は美味しかったな。

 食べたものリスト:



2007/06-001 北海道旅行 / 1 日目(札幌) 

 まだ行ったことのない大地、北海道に行きたい! ということで行ってきた。帰ってきてから気付いたのだが、カメラの ISO 設定が 400 になっていて、画質がメチャ汚い orz

 札幌に着くやいなやラーメン屋へ。札幌味噌ラーメン発祥の「味の三平」。場所が分からずチラシ配りしている女の子に聞いたら「大丸セントラルの中だったらあそこ」と教えてくれた。「セントラル」の発音がやたら流暢でびっくり。ラーメンの味は素朴な感じで好感触。綿は縮れているけどぼそぼそ感はなく、つるつるしこしこの一番好きなタイプ。でもシューマイはいけてない。

 続いてはスープカレー。名前通り、コンソメスープのような旨味とカレーの風味がドッキングしていた。青菜が長くてスプーンだと食べづらい。

 大通公園でとうきび(とうもろこし)を食べ、食休みに芝生で昼寝。芝生で寝られることなんてなかなか無い。
 レンガ造りの市庁舎(ここでも間食)を経て植物園に行ったら、既に 16 時で Close だった。閉まるの早すぎ!

 タクシーでマイセン美術館へ。札幌のタクシーは初乗り 1.6km で 600 円(東京より高い)、加算料金は 430m で 80 円とのこと。夜じゃないのに割り増しなのは何で?

 マイセン美術館は貴重な一点物が多数あったが、それよりも通常品のコーヒーカップ(花柄)の方が綺麗で好きだ。マイセンの知識はゼロだったが、館員さん(って言えばいいの?)が色々説明してくれた。マイセンは全部手作りなこと、同じ大きさの皿だったら値段は花の数で決まること、薔薇は描くのが難しいので値段が高いこと、メインの花に組み合わせる付け合わせの花は描く人が好きに決められることなどなど。家でコーヒーを飲む生活をするようになったらマイセン欲しいなと思った。朱色の花と薔薇がお気に入り。

 夜はお祭りに行ってから(もちろん屋台で間食)すすきのへ。ひつじ御殿のジンギスカンは絶品。ラム独特の味なのに臭みは全くなく、クセになる。今まで食べたどのジンギスカンより美味しかった。

 フルーツケーキファクトリーでデザートを食べ、締めにけやきラーメン(1 時間半待ち)。やはり札幌ラーメンは麺が良い。

 ルネッサンスサッポロホテルに帰ったのは深夜 1 時。くたくただったが檜風呂(空いてたらしく部屋をタダでグレードアップしてもらえた)で癒された。香りが最高。それにしても、1 日で 2.5 日分くらい食べたな……。

 食べたものリスト:



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