BeOS 及びパソコン関連の日記です。といっても毎日書いているわけではありませんが(^^;)。タイトルは「はくび(白眉)」と読んで下さい。BeOS が最も優れた OS になってくれたらいいなぁ、などと期待しながら……。
各日記の日付の部分は、その日記のアドレスへのリンクになっています。他の雑談や日記からこの日記へリンクを張る際の URL 取得用としてご利用下さい。
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2008/04/30 C Haiku ビルド用仮想マシンの構成を変更 / 続 ▼
Ubuntu インストール中、apt のところで止まった。数回チャレンジの後インストールは終了したが、apt-get で subversion などをインストールできない。
前の仮想マシンから /etc/apt/source.list を持ってきて apt-get update を実行。Ubuntu のサイトが瀕死のようで、やたら重かったりタイムアウトしたり。Ubuntu の新版が出たようで、その影響? タイミング悪し。
2008/04/30 B はぅ / 続 ▼
原因は、ライブラリを -DDEBUG でビルドしていたからだった。ライブラリをデバッグビルドすると、ファイルを 1 つ余計に必要とするが、アシスタントをデバッグ無しビルドするとそれがリンクされない。アドオンのビルドだと、リンクが足りなくてもエラーにならなくて、実際には起動しないという現象になる。一度 Application ビルドすると足りないリンクが判明するので、それでチェックしないといけません……。
2008/04/30 A はぅ ▲
Text Bank のアシスタント、-DDEBUG 付きでビルドするとちゃんと動くのに、フラグ外すと動かない……。ナンテコッタイ。
2008/04/29 C Haiku ビルド用仮想マシンの構成を変更 / 続 ▲ ▼
Ubuntu パーティションの空き容量がゼロになってしまったので、再度構成を変更。Ubuntu はいつの間にかディスクの空き容量が減っていく。検索すると減るので、インデックスでも作っているんだろうか。他にも減る作業がありそう。しかもどうやれば空き容量が増えるのかわからない。
QEmu に付属のイメージファイル作成ツールで
qemu-img create -f vmdk Ubuntu.vmdk 20G
として 20GB の仮想 HDD を作成。
パーティションは先頭から順に、2GB (BFS Haiku)、1GB (BFS ZETA)、0.5GB (swap)、17GB (ext3 Ubuntu)。仮想マシン 2 台構成で Haiku のデバッグをしているので Haiku と ZETA のパーティションは無くても良いのだが、1 台でもデバッグできるように一応入れておいた。
2008/04/29 B input server アドオンがうまく動かない / 続 3 ▼
どうやら、B_PASTE では input server 内部のフォーカスビュー(メッセージ送信先)が更新されないらしい。アシスタント側で、B_PASTE を送る前にダミーの B_MODIFIERS_CHANGED を送信することで解決。
2008/04/29 A input server アドオンがうまく動かない / 続 2 ▲ ▼
暫定的にファイルを別名でコピーして動かし、そのほかの部分をテスト。
Text Bank のポップアップメニューから選択した履歴が StyledEdit 等に貼り付かない。device アドオンでエンキューした B_PASTE は、app server の EventDispatcher::_EventLoop() まで到達しているんだけど、そこから配信されない模様。
2008/04/28 B input server アドオンがうまく動かない / 続 ▲ ▼
Haiku になってから、同じファイル名のアドオンは 1 つしか起動してくれないようだ。Text Bank は 2 つのアドオンを使うが、1 つのファイルの中に 2 つ封じ込めてあるので、最初の 1 つしか起動されない。むー、分けるとファイルが増えて嫌なんだけどなぁ。
2008/04/28 A input server アドオンがうまく動かない ▲
Text Bank の input server アドオンがうまく動かない。devices アドオンは生成されるのだが、filters アドオンが生成されない。
input server の中を追っていくと、filters アドオンも存在は一度認識され、AddOnMonitorHandler::pending_entries に加えられるのだが、実際にアドオンをイネーブルする AddOnMonitorHandler::AddOnEnabled() をコールする部分がある AddOnMonitorHandler::HandlePulse() の段階ではなぜか filters アドオンが AddOnMonitorHandler::pending_entries の中から消えている。
input server のビルドは src/servers/input で jam -q -g すればできる。生成されたものを Haiku ボリュームにコピーした後、一般ファイルのままではなく一度クリックして実行可能形式であることを認識させないとダメ。Haiku が起動しなくなる。
2008/04/27 C 終了がやたら速い
Haiku はシャットダウン処理が高速。まだ機能が少ないからっていうのももちろんあると思うけど、それを差し引いても速いと思う。実機だと 1〜2 秒くらいでシャットダウンする勢い。
2008/04/27 B Haiku 修正状況まとめ / 続 4 ▼
アーカイブ関連はおよそ一段落ついたかな?
Ticket | 概要 | 修正状況 | 報告者 |
---|---|---|---|
2163 | BTextControl のテキストがアーカイブ/復元されない | 解決。r25179 で BTextControl の子ビューがきちんと復元されるようになり、それに伴って子ビューのテキストも復元されるようになった(のだと思う)。 | SHINTA |
2145 | BMenuField がアーカイブから復元できない(落ちる) | 未解決。保留。ZETA と Haiku で子ビューのクラス名が違うのが原因。個人的には影響ないので優先度低。 | SHINTA |
2122 | BMessage から復元した BColorControl がカラーバーを描画しない | 解決。復元時も _LayoutView() が呼ばれるようにした。 | SHINTA |
2121 | BColorControl がアーカイブから復元できない(落ちる) | 解決。子ビュー取得後に SetValue() するようにした。 | SHINTA |
2102 | BMessage から復元した BBox がラベルを描画しない | 未解決。お手上げ。BFont::SetShear() に -1 を渡すとこの現象になるが、app server 辺りの問題らしい。app server の fLink とか訳分からない。korli さんが調査してくれそうな雰囲気。 | SHINTA |
2099 | BBox のスタイルがアーカイブ/復元されない | 解決。コンストラクタにてデフォルト値を設定。 | SHINTA |
2097 | BTextControl のラベルがアーカイブ/復元されない | 解決。親クラスの BControl の復元に凡ミスがあったのを修正。 | SHINTA |
2094 | アーカイブしたビューカラーが ZETA 非互換 | 解決。アーカイブ/復元の際の rgb_color と int32 の変換時に、ビッグエンディアンを用いるようにした。 | SHINTA |
2086 | BTextControl がアーカイブから復元できない(落ちる) | 解決。ZETA でアーカイブしたものも Haiku でアーカイブしたものも問題なく復元できるようになった。Axel さんがアーカイブ関連に大幅に手を入れてくれたようなので、類似の問題も解決の方向に。 | SHINTA |
2075 | B_MOUSE_DOWN の "where" がウィンドウ座標系になってしまっている | 解決。宛先がビューの場合はビュー座標系になるよう修正。 | SHINTA |
2008/04/27 A Be な Life Ver 3.5
Haiku 対応正式版を公開。
SHINTA Locale Kit ライブ対応によるマルチリンガルサポート。日本語にするには、[Tool|SHINTA Common Preferences]メニューをクリックし、Language の欄に「jaJP」と入力します。入力時点で日本語に切り替わります。OK ボタンをクリックして設定を確定してください。
いくつか動作が微妙な点あり。でもこれは、どちらかといえば Haiku 側のバグや環境によるもののような気が。
アイコンは Haiku ベクター形式にしたけれど、とても作りにくい。どなたか Cool なアイコンを作ってくださると嬉しいです……。
これで、Haiku でも一通り自作 BeWare が作れるようになった。次は開発に欠かせない Text Bank をビルド予定。input server 周りが変わっていないといいけど……。
2008/04/26 B Haiku デバッグ方法 / 続 3 ▼
haiku/trunk/src/kits で jam -q -g libbe.so とすると、libbe.so だけビルドされる。以下、Haiku のビルド&デバッグ方法再まとめ。
仮想マシンを同時に 2 台起動。1 つが Ubuntu、1 つが Haiku と ZETA。両者とも VMWare のイーサネット設定を「ブリッジ」にして、Ubuntu は Windows 共有のサーバーにする。マシン名の設定は[システム|システム管理|ネットワークの設定]の全般タブ、その接続タブで IP アドレスを固定に、共有設定は[システム|システム管理|フォルダの共有]。ここまで GUI で、あとはコンソールで
sudo smbpasswd -a (ユーザー名)とすれば OK。libbe.so のフォルダを共有にして、ZETA でそれを読んで Haiku に書き込み、Haiku を起動するという流れ。これで、開発中に再起動が必要なのは ZETA←→Haiku 間だけ。
2008/04/26 A Be な Life Ver 3.4 Release 3 β
テスト公開。
初の Haiku 用アプリ。UI が英語なのでまだβ。
ようやく Haiku での開発環境が整ってきた。GUI なデバッガが無いのがかなり致命的だけど。次は自前の Locale Kit 作りだな。Haiku オフィシャルの Locale Kit はまだまだ登場しなさそうなので、当面つなぎで、ZETA Locale Kit 互換の Locale Kit を作って過去の資産を使えるようにしよう。
2008/04/25 BTextControl の復元問題が解決
Axel さんが直してくれた。BMesage から BTextControl を復元する際、子ビューを復元できなかったら new で生成。他にも、Archive.cpp にも大幅に手を入れたようで、いくつかの関数を static にしたりしているが、これは何で?
2008/04/24 B Haiku と ZETA のフォント描画
右が Haiku でのフォント描画。
右が ZETA でのフォント描画。
Haiku の方がちょっと濃いみたい。
2008/04/24 A Haiku 修正状況まとめ / 続 4 ▲ ▼
更新。
2008/04/23 Haiku 修正状況まとめ / 続 3 ▲ ▼
改めて整理。いっこうに自分のアプリがビルドできない……。(2008/04/24 更新)
Ticket | 概要 | 修正状況 | 報告者 |
---|---|---|---|
2145 | BMenuField がアーカイブから復元できない(落ちる) | 未解決。ZETA と Haiku で子ビューのクラス名が違うのが原因。 | SHINTA |
2122 | BMessage から復元した BColorControl がカラーバーを描画しない | 解決。復元時も _LayoutView() が呼ばれるようにした。 | SHINTA |
2121 | BColorControl がアーカイブから復元できない(落ちる) | 解決。子ビュー取得後に SetValue() するようにした。 | SHINTA |
2102 | BMessage から復元した BBox がラベルを描画しない | 未解決。お手上げ。BFont::SetShear() に -1 を渡すとこの現象になるが、app server 辺りの問題らしい。app server の fLink とか訳分からない。 | SHINTA |
2099 | BBox のスタイルがアーカイブ/復元されない | 解決。コンストラクタにてデフォルト値を設定。 | SHINTA |
2097 | BTextControl のラベルがアーカイブ/復元されない | 未解決。保留。個人的には被害がないので。 | SHINTA |
2094 | アーカイブしたビューカラーが ZETA 非互換 | 解決。アーカイブ/復元の際の rgb_color と int32 の変換時に、ビッグエンディアンを用いるようにした。 | SHINTA |
2086 | BTextControl がアーカイブから復元できない(落ちる) | 未解決。解決案を 2 つ提示。回答待ち。 | SHINTA |
2075 | B_MOUSE_DOWN の "where" がウィンドウ座標系になってしまっている | 解決。宛先がビューの場合はビュー座標系になるよう修正。 | SHINTA |
2008/04/22 B ZETA と USB
なんだか最近、実機の ZETA は USB 機器が刺さっていると起動しない。ちょっと前までは大丈夫だったのに。なんか BIOS いじったっけなぁ。
2008/04/22 A BBox がラベルを描画しない問題
ZETA で BBox をアーカイブすると "_fflt" が格納され、これのインデックス 1 がフォントの shear(傾き?)というのを設定しているらしい。Be Book を見ると、shear は 45°〜135°の範囲らしいのだが、なぜか ZETA では -1 を格納している。デフォルト値という意味なのか。ともかくこれを馬鹿正直に Haiku で設定すると描画が変になる。
2008/04/21 B Haiku デバッグ方法 / 続 2 ▲ ▼
カレントディレクトリで jam するとそこだけ jam されるのですね。ありがとうございます。だいぶビルド時間が短くなりました。
2008/04/21 A Haiku 開発者になれるか? / 続
返事が来て、「とりあえずパッチをいくつか送ってくれ。話はそれからだ」って感じ(意訳)。パッチ方式なら、Ticket での提案よりは速く処理してくれそうだ。パッチの作り方は、haiku/trunk フォルダ上で
$ svn diff src/kits/interface/Box.cpp headers/os/interface/Box.h > Box.diffとすればよく、Box.diff を Haiku-dev メーリスに送れば良いとのこと。というわけで第 1 号のパッチを送付。
patch -p0 < patch.diff
2008/04/20 E Haiku デバッグ方法 / 続 ▲ ▼
早速やり方を変更。Ubuntu/Haiku/ZETA を行ったり来たりするのが面倒くさいので。なぜかうちの Ubuntu は、起動時にディスクチェックに失敗し、シェルが起動、exit と入力してからブートプロセスが続く。さらに、Ubuntu を正規に終了しないと(いきなりリセットは不可)ZETA で Ubuntu の ext3 パーティションにアクセスできない。
新しいやり方では仮想マシンを同時に 2 台起動する。1 つが Ubuntu、1 つが Haiku と ZETA。両者とも VMWare のイーサネット設定を「ブリッジ」にして、Ubuntu は Windows 共有のサーバーにする。マシン名の設定は[システム|システム管理|ネットワークの設定]の全般タブ、その接続タブで IP アドレスを固定に、共有設定は[システム|システム管理|フォルダの共有]。ここまで GUI で、あとはコンソールで
sudo smbpasswd -a (ユーザー名)とすれば OK。libbe.so のフォルダを共有にして、ZETA でそれを読んで Haiku に書き込み、Haiku を起動するという流れ。これで、開発中に再起動が必要なのは ZETA←→Haiku 間だけになったので、かなり時間短縮。
2008/04/20 D Haiku 開発者になれるか?
Haiku ソースの修正案を提示して、それをコミットしてもらうのを待っているのもかったるいので、自分でコミットした方が楽なのでは。と思って、Haiku の開発者に仲間入りさせてもらえるよう、お願いしてみた。
2008/04/20 C Haiku 修正状況まとめ / 続 2 ▲ ▼
更新。新たに 1 つ問題を報告。
2008/04/20 B Haiku デバッグ方法 ▲
今はこんな感じでデバッグしてる。
Haiku、Ubuntu、ZETA をインストールした仮想マシンの Ubuntu で Haiku をビルド。デバッグ用の出力は syslog はやめて、通常のコンソールに出力するようにソースを書いてる。本当はデバッグ用の PRINT() マクロがいいと思うんだけど、うまくコンパイルができないので(printf() と同じように使えばいいのかと思ってたけど違う?)、cout 直書きというあまりスマートでない方法でデバッグコードを埋め込み。
jam -q -g でビルド。-g をつけることにより、修正したソースから優先的にビルドしてくれるのでエラー出力までの時間が短縮される。また、libbe.so のリンクが終了したら Ctrl+C でコマンドを中断し、ここでも時間短縮。第 2 ステージの sudo jam はやらない。これも時間短縮。
ZETA を起動し、Ubuntu ボリュームの haiku/trunk/generated/objects/haiku/x86/release/kits/libbe.so を Haiku ボリュームにコピー。この方法により、ビルド時間を短縮しつつ、Haiku の環境は保存される。
よりよい方法があればアドバイスをお願いします。
2008/04/20 A Haiku 修正状況まとめ / 続 ▲ ▼
更新。
2008/04/19 D キリがない
アーカイブ関連は本当にバグが多い。使う人いないのか?
見つけたのは、BBox、BMenuBar または BMenuField、BColorControl、BListView または BOustlineListView、スクロール系のどれか。報告するだけでも大変だよ……。
2008/04/19 C Haiku 修正状況まとめ ▲
問題がたくさんあってだんだんわけわからなくなってきたので、ここで整理。(2008/04/20 更新)
Ticket | 概要 | 修正状況 | 報告者 |
---|---|---|---|
2102 | BMessage から復元した BBox がラベルを描画しない | 未解決。未調査。 | SHINTA |
2099 | BBox のスタイルがアーカイブ/復元されない | 未解決。解決案提示中。 | SHINTA |
2097 | BTextControl のラベルがアーカイブ/復元されない | 未解決。個人的には優先度低。 | SHINTA |
2094 | アーカイブしたビューカラーが ZETA 非互換 | 解決。アーカイブ/復元の際の rgb_color と int32 の変換時に、ビッグエンディアンを用いるようにした。 | SHINTA |
2086 | BTextControl がアーカイブから復元できない(落ちる) | 未解決。解決案を 2 つ提示。回答待ち。 | SHINTA |
2075 | B_MOUSE_DOWN の "where" がウィンドウ座標系になってしまっている | 解決。宛先がビューの場合はビュー座標系になるよう修正。 | SHINTA |
2008/04/19 B アーカイブのビューカラーが ZETA と互換性が無いのを調査 / 続 ▼
アーカイブ/復元の際に、rgb_color のバイトオーダーをスワップすることで解決。
2008/04/19 A アーカイブのビューカラーが ZETA と互換性が無いのを調査 ▲
バイトオーダー(エンディアン)が絡んでいるのかな? ビューカラーが R=0x01, G=0x02, B=0x03, A=0x00 のビューをアーカイブ・フラット化すると、ZETA では "color #3" プロパティが 0x01020300 とビッグエンディアンになるのに対し、Haiku では 0x00030201 とリトルエンディアンになってしまう。
ただし、int32 や B_RGB_COLOR_TYPE をフラット化しても両者の値は同じ。BView 特有の問題らしい。ちなみに、123456789(0x075BCD15) をフラット化すると、両者ともディスク上では 15 CD 5B 07 とリトルエンディアンで格納された。
これも報告。
2008/04/18 C BTextControl が落ちるのを調査 / 続 3 ▼
原因が判明。BTextControl を Archive() する際、子のテキストビューのクラス名を "BPrivate::_BTextInput_" としてアーカイブしているのだが、復元するときは BTextControl::validate_instantiation() がクラス名を "_BTextInput_" として探すので見つからず、結果的に BTextControl が子ビューを持てない。
ひとまず BTextControl::validat_instantiation() で "BPrivate::_BTextInput_" を探すようにしたら動作した。しかし、ZETA(たぶん BeOS も)で作成した BTextControl のアーカイブは "BPrivate::_BTextInput_" ではなく "_BTextInput_" のクラス名でアーカイブされている。
従って、修正方法としては、現在 BPrivate ネームスペースに置かれている _BTextInput_ クラスをグローバルネームスペースに移すのがいいのだが、Haiku 的には、BPrivate ネームスペースを外すというのはありなのかな?
というのを報告しておいた。どんな返事が返ってくるかな。
ネームスペースを外してビルドしたら無事に復元できるようになったのはいいんだけど、ZETA で作ったアーカイブを読み込ませると BView がピンク色になる。なんで? また別の問題の発生だ……。
2008/04/18 B BTextControl が落ちるのを調査 / 続 ▲ ▼
どうやら、BTextControl::BTextControl(BMessage*) にて、子のテキストビュー(BTextView の派生)を復元できずに、fText が NULL になってしまっているようだ。調査継続中……。
2008/04/18 A BTextControl が落ちるのを調査 ▲
何はともあれ、デバッグ情報の出力から。とりあえず、TextControl.cpp に cout を埋め込んでみたが、どうやら、syslog() でシステムログを吐けるらしい。
jam したらやたら時間がかかる。svn update していくつかのファイルを更新して、TextControl.cpp を修正しただけなのに。libbe.so だけ構築とか、できるのかしらん?
あぅ、
dd: opening '/dev/sda1' : Permission denied
と表示されて書き込めない。なぜ? ……と思ったら、エラーが出ても構わず次の sudo jam -q やればいいのね。
2008/04/17 B BView::GetMouse() が変? / 続 4 ▼
r24997 で修正してもらった。
2008/04/17 A さらに BTextControl
momoziro さんから Haiku で動く GuiBerry をもらったので(momoziro さん、ありがとうございます)、早速使ってみた。BTextControl を貼り付けて保存、それを読み込むと……落ちた。いや、GuiBerry が悪い訳じゃなくて、今までの感じからすると、Haiku 側に問題があると思う。これまでは、ZETA で作った BTextControl を読み込んだときに落ちたから BTextControl の互換性が無くなったのかと思っていたが、そうではなくて、BTextControl::BTextControl(BMessage*) あたりに問題がありそうだ。
不思議なのは、落ちる場所が BTextView::SetAlignment() なこと。じゃあ BTextView が悪いのかと思って、BTextView のリソースを作ってみたが、こちらはちゃんと開ける。むー。
とりあえずこれも報告。
2008/04/16 D BTextControl のスクリプティング
一難去ってまた一難。BTextControl だけ、スクリプティングがうまく動かない。
2008/04/16 C BView::GetMouse() が変? / 続 3 ▲ ▼
Haiku のソース kits/interface/Window.cpp を眺めてみたら、B_MOUSE_DOWN は "where" プロパティの他に "be:view_where" プロパティも持っていて、こちらが BView 座標系であることが判明。
確かにこの方式にすれば、BWindow 座標系も BView 座標系も取得できて便利なんだけど、それなら、後方互換性のために、"where" プロパティが BView 座標系の値を持ち、"be:window_where" プロパティが BWindow 座標系の値を持つべきだと思うんだけど。
2008/04/16 B Re: Anthy for Haiku の予感?
もちろん考えていますよ。今の感じだと、そこにたどり着くまでにかなり時間がかかりそうですが……。
2008/04/16 A Haiku ビルド用仮想マシンの構成を変更 ▲
仮想マシン上で Haiku のテストがしやすいように、仮想マシンの構成を若干変更。
パーティションは先頭から順に、2GB (ext3 Haiku)、6.5GB (ext3 Ubuntu)(Haiku のビルドには最低 5GB 必要)、0.5GB (swap)、1GB (BFS ZETA) でフォーマット。Ubuntu から Haiku にデータを移せるよう、ZETA をインストール。ZETA は ReiserFS をインストールしても Ubuntu の ReiserFS パーティションを読み込めなかったため、Ubuntu のパーティションを ext3 に変更。
ZETA をインストールしたら Ubuntu が起動しなくなってしまった。ここを参考に Grub を再インストール。具体的には、
sudo grub grub>find /boot/grub/stage1 grub>root (hd0,1) grub>setup (hd0,1) quit初回はエラーになったけど、2 回繰り返したら成功。
2008/04/15 C BView::GetMouse() が変? / 続 2 ▲ ▼
Haiku のバグデータベース (Trac) に登録してみた。
2008/04/15 B BView::GetMouse() が変? / 続 ▲ ▼
症状が判明。GetMouse() ではなかった。
ビューに送られる B_MOUSE_DOWN を BMessageFilter で横取りすると、B_MOUSE_DOWN に格納されている座標がビュー座標系ではなくウィンドウ座標系になってしまうのだった。ビューまで到達するとちゃんとビュー座標系になる。R5 では BMessageFilter で横取りしてもビュー座標系で得られていたので、明示的に仕様変更したのでなければバグだろう。
バグデータベースには登録されているのかしらん。
2008/04/15 A BView::GetMouse() が変? ▲
とりあえず、ちょちょいと GUI をビルド中なんだけど。
r24912 は BView::GetMouse() あたりの挙動が変。GetMouse() なのかまだはっきり突き止められていないけど、マウス座標が何か変。でもさすがに、こんな基本的なところが変ならもう誰か気づいている気がするから、こっちのプログラミングが変なのか? でも R5 じゃ動いてたしなぁ。う〜ん。
2008/04/14 C 結構いろいろ動かない……
bdb が動かないのが一番困る。まともな代替が無い。gdb 分かりづらいけどこれを使うしかないのか……。
BView 系列の Archive() 方法がちょっと変わっているみたい。BTextView を含むアーカイブを復元しようとするとアプリが落ちてしまう。
じゃあ Haiku 上で BView をアーカイブするリソースファイルを作ろうかと思ったら、Haiku 上で動く BView/リソースエディタが無い。GuiBerry は ZETA 用、InterfaceElements はアクセス違反で起動せず、拙作のちょちょいと GUI は右クリックが効かずにコンポーネントを貼り付けられない。
R5 の頃と、右クリックのハンドリングが変わっているみたいで、右クリックが効かないアプリはちょちょいと GUI の他にもあった。
Haiku の開発生活は前途多難だな。
2008/04/14 B Lib SHINTA 2 Private Release 1 Revision 2
公開。
Haiku でコンパイルできるように微修正。r24912 でビルドできることを確認。
2008/04/14 A Lib SHINTA 2 Release 3 Revision 2
公開。
Haiku でコンパイルできるように微修正。r24912 でビルドできることを確認。
BMessage::GetInfo() の引数で渡す文字列は、Haiku では char* 型。ZETA の const char* 型の方がいいと思うんだけど。書き換えることを想定しているのか?
Locale Kit 関連は、とりあえず _T() を無効にするごまかしで対処。早急に自前で Locale Kit を作らないと。
2008/04/13 B Haiku の環境設定中 / 続 ▼
重要なバージョンアップの度に Haiku を再インストールすることになると思うので、環境設定ファイルやら追加アプリやらを一気にバックアップするスクリプトを作成。こうやって実際に Haiku を使っているといろいろな事象に遭遇する。
アルファ版にも満たないので仕方ないけど、やはり不安定。KDL へ何度招待されたか。
機能面では、フォントオーバーレイが無いのが辛い。Terminal で日本語が通らない。フォントを設定しようとしても固定幅のフォントしか選べなくて、それ自体は妥当な使用だと思うけど、Haru Tohaba が固定幅フォント扱いじゃないので、結局日本語フォントを指定できないハメに。MuTerm インストールしてみたら、日本語は通りそうだったけど、ファイルのドロップを受け付けてくれない。
BTextView で日本語のインライン入力ができない(出来るときもある)。トリプルクリックしても行選択にならない。文字入力後のカーソル位置が変(フォント:Haru)。
StyledEdit は、フォントの設定をすると文字色の設定が失われる。ファイルを開く際に処理が戻ってこなくなることがあった。
Canna IM で漢字変換後、Enter を押さずに次の文字を入力すると前の文字が確定されない。
良かったところは、cp コマンドが BFS 属性も含めてコピーしてくれたこと。
2008/04/13 A Haiku の環境設定中 ▲
Preferences アプレットを一通り設定。フォントは Haru を使用。M+&IPA も試してみたけど、Haru の方がにじみが少ない。
Firefox は BeBits の 2.0.0.12 の「BeOS R5.0.1 and later」を使用。シェルスクリプトの firefox をダブルクリックで起動。文字コードとフォントの設定をすると日本語ページも見られる。再描画は変だけど。Canna は /boot/optional/beos/system/add-ons/input_server/methods/canna から ~/config/add-ons/input_server/methods へリンクを張り input server 再起動(強制終了)で使用可能に。
速度的には、起動時間(ブート開始から Deskbar 出現まで)は 25 秒と、あまり機能が無い割には遅いかも。ただ、起動してしまえば動作は ZETA よりキビキビしている。Firefox のスクロールは速いし、Expander の Show Contents も高速。Firefox については、ZETA は付属のものを使い続けていたので、最新版にして高速になったという面もあると思うが、印象としては、VESA の処理が速いのかなという気もする。
2008/04/12 B GenesTation Ver 3.3 Developer Release
テスト公開。
コンポーネントの削除に暫定対応。実行コマンドの実装。
My BeOS 環境が ZETA から Haiku に無事に移行できれば、これが最後の ZETA 用アプリのリリースとなるはず。
2008/04/12 A Haiku のビルドに挑戦 / 続 2 ▼
ついに成功。R5 時代の BeIDE も動いた(相変わらず ZETA 1.1 付属の BeIDE は動かない)。
さて、メイン環境を Haiku に移行しますか。ZETA 環境のバックアップ、Haiku の環境設定、自前ライブラリのビルド……忙しくなるぞ。
2008/04/11 Haiku のビルドに挑戦 / 続 ▲ ▼
ビルドツール等の準備をして、いざビルド。成果物は仮想 HDD のパーティションにインストールしたいのではなく、Raw イメージファイルとして欲しいので、UserBuildConfig の HAIKU_IMAGE_NAME と HAIKU_IMAGE_DIR に通常のファイル名を指定。また、イメージファイルのサイズ指定・ビルドツールを入れるために
HAIKU_IMAGE_SIZE = 200 ; AddOptionalHaikuImagePackages Development ;を指定。寝ている間にビルドし、起きたら無事にイメージファイルができあがっていた。メインマシンの実パーティションにインストールし、起動してみたが……。フォルダのアイコンが Generic file のアイコンになっているなど、なんか変。そして、他の BFS パーティションにアクセスしようとするとフリーズ。
2008/04/10 B Haiku のビルドに挑戦 ▲
murai さんとこを参考に、Haiku を Linux ホストでビルドしてみる。
メモリ 1GB を割り当てた VMWare 上 で Ubuntu を起動し、10GB HDD を、2GB (未フォーマット Haiku)、6.5GB (reiserfs Ubuntu)、0.5GB (swap)、1GB (FAT32) でフォーマット。Ubuntu は 2GB を要求し、Haiku のソース格納用にプラスアルファを確保。GPart でパーティションの準備をする際、GPart がクラッシュしたが、再度起動してパーティションを区切ってみたら大丈夫だった。GPart は、最後にメニューから「全ての操作を適用」を選ばないと操作が反映されないので注意。
インストーラを起動。パーティションの準備を「手動」にして、reiserfs のマウントポイントを '/' に。GPart もインストーラも、ちょっとディスクの操作をする度に「ディスクの検査中」と表示され待たされる羽目になるし、Ubuntu は動作が全体的にもっさりしていて頻繁に砂時計になるが辛抱。Ubuntu の CD はイメージのまま使っているのに。20 分くらい待てばインストール完了。
とりあえずここまで。Ubuntu のアップデートはしていない。
2008/04/10 A ニュースの移植を完了
JPBE.net の旧コンテンツ(Movable Type)のニュースを、Wiki へすべて移植した。かなり時間がかかったがようやく完了。移植しながら過去の記事を読んでいると懐かしい。それと、Koki さんのインタビュー記事がかなり多い。よくこれだけインタビューしたなと思う。すごい。
2008/04/09 Vmware Developer Edition Image
Haiku に開発ツールを入れてビルドした VMWare イメージが登場。RAW イメージ版も出ないかな……。
2008/04/08 Vista 使用感
Windows Vista SP1 を 2 週間ほど使った感想。
【いいところ】
2008/04/05 ZoneAlarm 使用中止
ZoneAlarm は許可しているアプリに関連するトラフィックも切ってしまう傾向にあるようだ。FTPExchange はうまく動かない(サーバーからの応答を切ってしまうようだ)し、VMWare 内からインターネットにつなげない。詳細な設定もできないみたい。
PC Tools Firewall Plus が良さそうだったので試してみたが、Vista のバグなのかすべてのアプリが C ドライブにあるとして扱われてしまうようで、C 以外のドライブにあるアプリは「存在しないアプリ」ということになって許可設定が記憶されない。
今は COMODO を試し中。アプリのパスは C:1\ という謎のドライブとして扱われているが、とりあえず動作しているので、様子見を継続中。
2008/04/04 Haiku Alpha 1 Status Update (#2) / 続 ▼
VMWare イメージファイルには開発ツールは含まれていなかった。残念。
2008/04/02 Haiku Alpha 1 Status Update (#2) ▲
Haiku 公式で、R1 αの状況について報告されている。
「ビルドツールが Haiku バイナリに含まれ」って、イメージファイルに含まれてるってことかな? 続く UserBuildConfig の話で、自分でビルドしないといけないのかと思っていたけど、今読み直してみると、Although で結ばれているから、イメージファイルにも含まれているのかも。試してみよう。
ブータブル CD はまだ先になるとも。ほかにまずやることがあるからだとか。
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