白 Be 2004 年 12 月

 BeOS 及びパソコン関連の日記です。といっても毎日書いているわけではありませんが(^^;)。タイトルは「はくび(白眉)」と読んで下さい。BeOS が最も優れた OS になってくれたらいいなぁ、などと期待しながら……。
 各日記の日付の部分は、その日記のアドレスへのリンクになっています。他の雑談や日記からこの日記へリンクを張る際の URL 取得用としてご利用下さい。


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2004/12/31 本年もご愛顧ありがとうございました

 今年も BeOS 界には様々な出来事が。
 一番大きいのはやはり、Zeta Neo が発売になったことか。商用に動きがあると外部からも注目されるので、意義は大きいと思う。R1 が出なかったのは残念だが、来年に期待。
 OpenBeOS も Haiku と名を変え、地道に進化した。まだまだ先は長いが、着々と進んでいるようだ。
 日本人にとっては、IM の動きも重要。Canna IM がオープンソースになり、Anthy とかえでも登場。ラインナップが一挙に増えた。
 自作 BeWare では、Marble MDX Converter と連画覧のリリースが大きいか。なかなか進まないが、yu-Link はこれからも開発を継続。


2004/12/24 B 500 突破

 Gmail のスパム数がついに 500 を突破。


2004/12/24 A BMessage Archive Translator

 Archive Translator アドオンのサンプルコードとして公開する予定の BMessage Archive Translator、少しずつ開発進行中。
 最新の AT 仕様に準拠し、圧縮(はせずにただ格納するだけだけど)が出来るようになった。


2004/12/23 SPAM も師走?

 年末になると SPAM メールも増えるのか、一時期減っていた Gmail 宛のスパムメールが急増し、過去最高の月間 500 通近くに。


2004/12/19 B レプリカント

 今まで一度もレプリカントアプリを作ったことがないので、これを見ながら作ってみようと思ったものの、なかなか時間がない。


2004/12/19 A mixi にも BeOS コミュニティー

 最近 mixi を始めたが、mixi にもちゃんと BeOS のコミュニティーがあったので一安心。
 他にも、FM 音源のコミュニティーとか、マニアックなのがたくさんあるけど、コミュニティーを探すのが一苦労だったり。
 mixi 始めてみたい方がいればご招待します。


2004/12/17 Geode NX

 AMD と TYAN が、静音・ファンレス PC 向けの CPU「Geode NX」とそのマザボを発売するとのこと。
 それを Efficeon でやってくれ!


2004/12/13 Delphi プログラマの為の BeIDE 移行ガイド

 表題の資料を momoziro さんが公開していた。Delphi はわからないけど、兄弟分の C++Builder を使っていた俺にとっても面白い。
 今まで見逃していたのはきっと、「BeWare を作ろう」ページの末尾からリンクが張られていたからだと思う。このページは最初の方がリンク集みたいな感じなので、適当にスルーしてしまったんだろう。


2004/12/12 InputFormats() と OutputFormats()

 BTranslator::InputFormats() あるいは OutputFormats() の意義って何だろう?
 Be Book の Translator Add-ons の所には、「inputFormats[] がエクスポートされていなければ、Identify() が毎回呼ばれる」とあるので、普通に考えれば、「BTranslator::InputFormats() が実装されていれば、BTranslator::Identify() は呼ばれないこともある」と解釈できそう。しかし、現実には、BTranslator::Identify() はことごとく呼ばれている。
 そこで、どんな場合に Identify() が呼ばれずに済むのか実験してみたら、BTranslatorRoster::Translate() を inHintMIME 付きでコールすると、InputFormats() や OutputFormats() でその MIME が定義されていないアドオンの Identify() が呼ばれないことが分かった。今まで毎回 Identify() が呼ばれていたのは、inHintMIME を使っていなかったからだ。
 つまり、InputFormats() や OutputFormats() を定義しておけば、「明らかにアドオンの守備範囲でない場合」にはそのアドオンの Identify() が呼び出されずに済み、時間の節約になる。
 アプリ側としては、inHintMIME 付きで Translate() などを呼び出さないと、すべてのアドオンの Identify() をコールすることになってしまうので、なるべく inHintMIME を付けたほうが良い。
 ちなみに、inHintMIME が InputFormats() / OutputFormats() でサポートされている MIME の場合は、InputFormats() / OutputFormats() で定義されている quality などが用いられるわけではなく、改めて Identify() が呼び出されるようだ。


2004/12/07 AT 議論白熱中

 JPBE.net の アーカイブトランスレータ仕様策定チーム活動スレッドで、仕様に関する議論が盛り上がっている。
 りゅーさんは、AT 関連のプログラムをしてるのかな? それとも頭の中だけであそこまでの洞察ができてしまうのかな?
 他の方の参加も歓迎ですので、ご意見、ご質問、あるいは AT で備えて欲しい機能など、なんでもどうぞ。


2004/12/05 C Zeta Neo レビュー執筆者選択投票締め切り迫る

 JPBE.net が募集している Zeta Neo のレビューについて、どのテーマに関してのレビュー者にレビューを書いて欲しいかの投票を行っている。
 まだ投票していない方、あと 3 時間(今日の 24 時まで)で投票が締め切られますので、是非投票して下さい。投票はこちら


2004/12/05 B Zeta がぷらっとオンラインでも

 ぷらっとオンラインが Zeta Neo の取り扱いを始める模様。トップページから Zeta Neo のページを探しづらいが、商品カテゴリ→ソフトウェア→Linux→yellowTAB で行ける。
 ぷらっとが扱ってくれることで、より多くの人の目に触れるようになればいいな。


2004/12/05 A Zeta 世界語版

 改めて考えてみると、Zeta はマイナー OS としては異例の日本語サポート充実度だと思う。他の OS のことはよく知らないけど、しっかり日本語化されているマイナー OS ってほとんど無いんじゃないかな?
 BeOS 時代から日本語の表示と入力が行えたというのがまずすごい。何かと注目されることの多い Linux でさえ未だに完全には日本語が使えないことを考えると、Linux よりも遙かに小規模なユーザー数の BeOS としてはかなりの偉業だと思う。
 Zeta になってからはさらに、OS 自体や標準添付アプリの UI 言語も日本語化が進んでいる。しかも Zeta の場合、単なる日本語版ではなく、その気になればドイツ語やフランス語による表示も可能な「世界語版」だ。ダイナミックに言語を切り替えられる機能は、OS 最大手の Windows でさえまだ搭載していない。
 「日本語化」、この点だけを見ても、もっと注目されていい OS だと思うんだけどなぁ。


2004/12/04 DGCA

 DGCA 圧縮はとても圧縮率が良い。JPBE.net の全ファイル(423MB)を圧縮してみたところ、LHA(lh7)が 376MB だったのに対し、DGCA は 364MB と、12MB も縮んだ。
 DGCA はどうやら SOLID モード(一度すべてのファイルを連結してから圧縮)しているようで、その効果も大きいのかもしれない。しかし、SOLID モードでも、特定のファイルだけ指定して解凍することが出来る。
 DGCA の欠点はかなり圧縮速度が遅いこと。なので毎日のバックアップには向かないが、ここ一番という時には強力な助っ人だ。


2004/12/01 OS 対応状況一覧

 どの BeWare がどの BeOS で動くのかという一覧表を公開


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