ニコカラメーカー 2 は、カラオケ字幕動画ファイル(ニコカラ)を手軽に作ることができる字幕焼き付けツールです。画面の案内に従って操作を進めていくことで、ニコカラができあがる流れになっています。
ニコカラメーカー 2 の主な特徴として、
などが挙げられます。
ニコカラ作りを楽しみましょう!
(補足)
本ヘルプで縮小表示されている画像は、クリックすると原寸大で表示されます。
ニコカラメーカー 2 を使わずにニコカラを作ることも可能ですが、ニコカラ専門ツールであるニコカラメーカー 2 を使うことにより、ハイクオリティーなニコカラを最小限の労力で作成することが可能になります。
(補足)
初代ニコカラメーカーからの主な進化点は以下の通りです。
- 字幕アクション機能の導入
- ブラー対応
- 複数歌詞ファイル読み込み対応
- 歌詞編集タブに集約された使いやすい編集画面(文字単位のフォント指定も簡単)
- プレビュー・動画出力時のマルチスレッド対応
ニコカラメーカー 2 以外のツールを用いて作業する部分も含め、ニコカラ作成の大まかな流れをまとめると、以下のようになるかと思います。
No. | 作業内容 | 成果物 | 主要ツール |
---|---|---|---|
1 | 素材(動画・タイムタグ付き歌詞ファイル)を揃える | .mp4 / .lrc (.txt) | RhythmicaLyrics |
2 | 字幕の状態をビジュアルに確認し、ニコカラ動画を出力する | .avi | ニコカラメーカー 2 |
3 | エンコードする | .mp4 | つんでれんこ |
本ヘルプの以降の部分では、ニコカラメーカー 2 に絞って説明を致します。
他のツールの部分も含めたニコカラの作り方については、ブログを参照して下さい。UTAU 曲を例にしてありますが、UTAU でもボカロでもその他でも、作り方は同じです。
ニコカラメーカー 2
公式ページのサポート情報をご覧ください。
ニコカラメーカー 2 を Microsoft Store から入手することでインストールが完了します。
更新(バージョンアップ)は自動的に行われます。更新版が公開された場合、何度かニコカラメーカー 2
を使用しているうちに自動的に更新されますので、通常は何ら更新作業は必要ありません。自動更新を待つのではなくすぐに更新したい場合は、Microsoft Store で更新してください。
ニコカラメーカー 2 は、無圧縮 AVI および、H.264(AVC)コーデックで映像が圧縮されている MP4 動画を素材動画として使用することができます。
オプションとして、ビデオ拡張機能をインストールすることで素材動画として使用できる動画の種類が増えますので、以下の節でご紹介しますが、前記の素材動画で十分であれば、オプションは不要です。
(補足)
初代ニコカラメーカーでは、K-Lite Codec Pack 等の DirectShow フィルターをインストールすることで対応動画が増えましたが、ニコカラメーカー 2 では DirectShow フィルターをインストールしても対応動画は増えません。
MPEG-2 コーデックで映像が圧縮されている MPEG 動画を素材動画として使用したい場合は、Microsoft 社が配布している「MPEG-2 ビデオ拡張機能」(無料)のインストールが必要です。以下より入手・インストールしてください。
AV1 (AOMedia Video 1) コーデックで映像が圧縮されている MP4 動画を素材動画として使用したい場合は、Microsoft 社が配布している「AV1 Video
Extension」(無料)のインストールが必要です。以下より入手・インストールしてください。
(補足)
本節で言及しているのは「AV1」(えーぶいわん)であり、「AVI」(えーぶいあい)ではありません。
「AVI」(えーぶいあい)については、無圧縮 AVI はビデオ拡張機能のインストール不要で使用できます。
H.265 (HEVC) コーデックで映像が圧縮されている MP4 動画を素材動画として使用したい場合は、Microsoft 社が販売(120 円)している「HEVC
ビデオ拡張機能」のインストールが必要です。以下より購入・インストールすることが可能です。
(注意)
HEVC ビデオ拡張機能が貴方の環境で正常に動作するかどうか、当方では分かりません。購入はご自身の判断でお願いします。
(補足)
以前は無料版の「デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能」が使用できたのですが、現在はインストールできなくなっているようです。
VP9/VP8 コーデックで映像が圧縮されている WebM 動画を素材動画として使用したい場合は、Microsoft 社が配布している「VP9 ビデオ拡張機能」(無料)のインストールが必要です。以下より入手・インストールしてください。
(補足)
Ver 13.0 現在、VP9 ビデオ拡張機能は正常に動作しない可能性が高いです。
ニコカラメーカー 2 でニコカラを作成する一連の流れを説明します。
なお、本ヘルプで縮小表示されている画像は、クリックすると原寸大で表示されます。
スタートメニューの「な」行の位置にニコカラメーカー 2 が登録されているので、クリックして起動します。
スプラッシュウィンドウ(オープニングウィンドウ)が表示された後で、メインウィンドウが表示されます。
ニコカラメーカー 2 のメインウィンドウには複数のタブが並んでおり、左のタブから順に設定していくことにより、ニコカラができあがるようになっています。
ニコカラメーカー 2 の起動直後は、「ようこそ」タブが表示されています。このチュートリアルではようこそタブで設定する事項はないので、そのまま「次へ」をクリックします。
ようこそタブから次へ進むと「素材動画」タブが表示されます。素材動画タブで、ニコカラを作るのに必要な素材である、元となる楽曲の動画(.mp4 など)を指定します。
このチュートリアルでは、用意されているサンプルフォルダーの素材を使います。[ヘルプ → サンプルフォルダー]メニューをクリックすると、エクスプローラーでサンプルフォルダー(「Samples」)が表示されます。
エクスプローラーから、サンプルフォルダー内にある「故郷.mp4」を、ニコカラメーカー 2 の「元となる曲の動画」入力欄にドラッグ&ドロップしてください。入力欄に動画ファイルのフルパスが入力されたら、「次へ」をクリックします。
素材動画タブから次へ進むと「歌詞編集」タブが表示されます。歌詞編集タブで、ニコカラを作るのに必要なもう 1 つの素材である、タイムタグ付き歌詞ファイル(.lrc
など)を指定します。歌詞編集タブの中にさらに複数のタブがありますが、通常は「メイン」タブのみ指定すればニコカラが作れます。
今回は、サンプルフォルダー内にある「故郷.lrc」を指定します。自動的に指定されているはずですが、もし指定されていない場合は、エクスプローラーから、故郷.lrc
をメインタブの「歌詞ファイル」入力欄にドラッグ&ドロップしてください。入力欄に歌詞ファイルのフルパスが入力されます。
複数の歌詞ファイルを読み込みたい場合は、「コーラス 1」タブで、サンプルフォルダー内の「故郷_コーラス.lrc」を指定します。
歌詞ファイルの指定ができたら、「次へ」をクリックします。
続く 3
つのタブ(タイトル編集、フォント設定、レイアウト設定)は、タイトルや字幕に関する設定を変更できるタブですが、今回は飛ばします。「プレビュー」タブをクリックしてください(あるいは、プレビュータブが表示されるまで「次へ」ボタンをクリックしてください)。
「プレビュー」タブの(再生ボタン)をクリックすると、動画と字幕が合成されて再生されますので、これから出力される予定のニコカラをプレビュー確認できます。
故郷の歌詞字幕がタイミング良くワイプしているのが確認できるかと思います。「次へ」をクリックしてください。
プレビュータブから次へ進むと「動画出力」タブが表示されます。動画出力タブの出力先ファイル名欄で、出力する動画の保存先を指定します。
デフォルトでは、ドキュメントフォルダー、または、素材動画と同じフォルダーの中の「出力」フォルダーに保存されます。他の保存先を指定したい場合は、テキストボックスにファイル名を入力してください。
出力形式は通常は「無圧縮 AVI」を選択してください。
出力ファイル名を指定できたら、「動画出力」ボタンをクリックします。
動画出力の進捗が表示されます。
「動画出力が完了しました。」と表示されたら、作業完了です。
出力された AVI 動画ファイルをメディアプレーヤーなどで再生することで、動画としての出来映えを確認できます。
(補足 1)
出力された AVI 動画ファイルを Windows 10 標準の「映画&テレビ」で再生すると音声が再生されません。
「MPC-BE」での再生を推奨します。
「Windows Media Player」でも再生可能な場合が多いですが、シークすると音声が再生されなくなったり、シークしなくても音声が再生されない場合もあります。
(補足 2)
お使いのパソコンの性能によっては(特にディスクが SSD ではなく HDD の場合)、メディアプレーヤーで AVI 動画を再生するとカクつく場合があります。エンコードソフトで mp4 などに変換してから再生すると、滑らかに再生されるようになります。
以上でチュートリアルは終了です。
より詳しい使い方は次章以降をご覧ください。
ニコカラメーカー 2 のメインウィンドウには複数のタブが並んでおり、左のタブから順に設定していくことにより、ニコカラができあがるようになっています。
本章では、ニコカラメーカー 2 メインウィンドウの各タブでの使い方を詳しく説明します。
各タブでの設定が終わったら、「次へ」ボタンをクリックして先に進んで下さい。
ようこそタブは、ニコカラ作成のはじめの一歩となるタブです。
新規プロジェクトボタンをクリックすると、新規にニコカラを作り始めることができます。ニコカラメーカー 2 起動直後は新規プロジェクトボタンが既にクリックされた状態ですので、通常はこのボタンをクリックする必要はありません。
プロジェクトを開くボタンをクリックすると、過去に保存していたプロジェクトを再開することができます。ニコカラメーカー 2
のプロジェクトだけではなく、初代ニコカラメーカーのプロジェクトも開くことができますが、初代ニコカラメーカーのプロジェクトについては、すべての設定が読み込めるわけではありませんのでご注意ください。
ようこそタブにニコカラメーカー 2 のプロジェクトファイルをドラッグ&ドロップしてもプロジェクトを開くことができます。
新規にプロジェクトを作りたいけど、設定(フォント設定)などは既存プロジェクトの設定を流用したいという場合は、既存プロジェクトの設定を適用ボタンをクリックすると、設定を読み込むことができます。
ようこそタブの下側にはワンポイント Tips が表示されます。ニコカラ作りに慣れてきたら、ワンポイント Tips を参考にしてワンランク上のニコカラ作りのための参考にしてみてください。
素材動画タブでは、ニコカラ作成の元となる楽曲動画ファイルを指定します。動画だけではなく、画像を指定することもできます。
「動画ファイルを素材として使用」をチェックすると、ニコカラ作成の元となる楽曲として動画を使用し、動画に字幕を重ねるニコカラを作成することができます。
「元となる曲の動画」欄で、楽曲の動画を指定します。エクスプローラーから元となる動画を入力欄にドラッグ&ドロップしてください(「参照」ボタンで指定することも可能です)。
対応している動画の形式は、
です。
(注)
H.265 (HEVC) コーデックや AV1 (AOMedia Video 1) コーデックで映像が圧縮されている MP4 動画を元動画として使用する場合は、ビデオ拡張機能を事前にインストールしてください。
詳細は「ビデオ拡張機能のインストール」節をご覧ください。
「別ファイルの音声を使用する」のチェックを入れると、動画ファイルに含まれる音声ではなく、別ファイルの音声を使用してニコカラを作ることができます。オフボーカル音源を使用してニコカラを作成したい場合などに便利です。
対応している音声ファイルの形式は、
です。
「1 枚の画像ファイル + 音声ファイルを素材として使用」をチェックすると、背景画像として 1
枚の画像をずっと表示し、そこに字幕を重ねるニコカラを作成することができます。事情により素材動画を用意できない場合は、こちらを選択すると良いでしょう。
「画像」欄で、背景として使用する画像を指定します。エクスプローラーから元となる画像を入力欄にドラッグ&ドロップしてください(「参照」ボタンで指定することも可能です)。
対応している画像の形式は、
です。
「フレームレート」欄でフレームレート(fps)を指定します。
「音声」欄で楽曲を指定します。エクスプローラーから元となる楽曲を入力欄にドラッグ&ドロップしてください(「参照」ボタンで指定することも可能です)。
対応している音声ファイルの形式は、
です。
「連番画像ファイル +
音声ファイルを素材として使用」をチェックすると、背景画像として連番画像を順次表示し、そこに字幕を重ねるニコカラを作成することができます。「背景_00001.png」「背景_00002.png」「背景_00003.png」……といった具合です。連番画像ファイルは、動画編集ソフトなどで出力することができます。素材動画をニコカラメーカー 2
で直接読み込めない場合などに、動画編集ソフトで連番画像に変換し、連番画像を素材とすることで、ニコカラを作成できるようになります。
「連番の先頭画像」欄で、背景として使用する最初の画像を指定します。先の例で言えば「背景_00001.png」を指定します。エクスプローラーから元となる画像を入力欄にドラッグ&ドロップしてください(「参照」ボタンで指定することも可能です)。
「フレームレート」欄で、元の動画のフレームレート(fps)を指定します。
「音声」欄で楽曲を指定します。エクスプローラーなどから元となる楽曲を入力欄にドラッグ&ドロップするか、または、参照ボタンで楽曲を選んでください。
画像および音声の対応ファイル形式については、「1 枚の画像ファイル + 音声ファイルを素材として使用」節を参照してください。
「背景色 + 音声ファイルを素材として使用」をチェックすると、指定した背景色に字幕を重ねるニコカラを作成することができます。
「背景色」欄で、背景色を指定します。
「解像度」欄で、動画の解像度(ピクセル数)を指定します。
「フレームレート」欄で、フレームレート(fps)を指定します。
「音声」欄で楽曲を指定します。エクスプローラーから元となる楽曲を入力欄にドラッグ&ドロップしてください(「参照」ボタンで指定することも可能です)。
音声の対応ファイル形式については、「1 枚の画像ファイル + 音声ファイルを素材として使用」節を参照してください。
歌詞編集タブの説明の前に、ページと段落の概念について説明しておきます。
ページと段落の概念を知らなくてもニコカラを作ることは可能ですが、ページと段落について知っておくと、調整が行いやすくなります。浜辺の歌を例として説明します。
歌詞を画面内に 2 行表示する場合、最初に表示される歌詞は以下になります。
1 行目:あした浜辺を さまよえば 2 行目:昔のことぞ 偲ばるる
ニコカラメーカー 2 では 1 画面を 1 ページとして扱いますので、続く歌詞は 2 ページ目の 1 行目・2 行目として扱われます。
3 行目 = 2 ページ 1 行目:風の音よ 雲のさまよ 4 行目 = 2 ページ 2 行目:寄する波も 貝の色も
ここまでで浜辺の歌の 1 番の歌詞が終わります。間奏が入ると 2 番が始まるまでは時間的に間が空きますが、このような場合は、1 番までが 1 段落目となります。2 番の歌詞は 2 段落目になります。
まとめると、
となります。
歌詞編集タブでは、字幕として表示する歌詞が記載されている「タイムタグ付き歌詞ファイル」を指定します。
歌詞編集タブの中にさらに子タブが 3 個あり(デフォルトの場合)、1 つの子タブで 1 つの歌詞ファイルを指定できますので、最大 3 つの歌詞ファイルを指定できます(必要に応じて増やすこともできます)。例えば、1
つめの子タブでメインパート用の歌詞ファイルを指定し、2 つめの子タブでコーラス用の歌詞ファイルを指定する、といった使い方ができます。
子タブは、ドラッグ&ドロップして子タブ同士の順序を入れ替えることができます。
「歌詞ファイル」欄で、歌詞ファイルを指定します。エクスプローラーから歌詞ファイルを入力欄にドラッグ&ドロップしてください(「参照」ボタンで指定することも可能です)。「素材動画」タブで元となる曲の動画を指定した際には、自動的に歌詞ファイル名が入力されます(まだ歌詞ファイル名が入力されていない場合のみ)。
歌詞ファイルは、歌詞と共に表示するタイミングが記載されている「タイムタグ付き歌詞ファイル」(カラオケタグ付き歌詞ファイル)である必要があります。タイムタグ付き歌詞ファイルは、RhythmicaLyrics
などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で作成することができます。
タイムタグ付き歌詞ファイルの拡張子は通常、.lrc / .kra / .txt のいずれかです。
ニコカラメーカー 2 はタイムタグ規格のルビ拡張規格に対応しています。タイムタグ付き歌詞ファイル内にルビを予め記載しておくことにより、ニコカラの字幕にルビを入れることができます。歌詞ファイル内での事前ルビ指定の詳細は、歌詞にルビを振る(RhythmicaLyrics)を参照して下さい。
タイムタグ付き歌詞ファイルの文字コードは、Shift-JIS / JIS / EUC-JP / Unicode(UTF-16)/ UTF-8 に対応しています。
(補足)
歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)RhythmicaLyrics で歌詞データを保存する際は、
1. 最初に、【ファイル→編集中データの保存】メニューで RhythmicaLyrics 用にデータ(.rlf)を保存する(次回 RhythmicaLyrics 起動時に編集中データを読み込めるようにするため)
2. 次に、【ファイル→出力→ルビ拡張規格でタイムタグ出力→実行】メニューでニコカラメーカー 2 用に歌詞ファイル(.lrc)を保存する
の 2 段階で保存すると良いでしょう。
.lrc 保存時の文字コードは、特殊な文字も連携できる「UTF-8」にすることをお薦めします。
なお、ニコカラメーカー 2 用の歌詞ファイル出力時は、「名前を付けて保存」ではなく「ルビ拡張規格でタイムタグ出力」を使用してください(ルビ情報が連携されるようにするため)。
歌詞ファイルを指定すると、歌詞の内容が画面に表示されます。各行の右側のコントロールで、歌詞の表示設定ができます。
「フォント」欄では文字のフォントを指定できます。例えば、「赤」を指定すると文字が赤になります。1
行全部のフォントが変更されます。
一部の文字のフォントだけを変更したい場合(文字単位でフォントを変更したい場合)は、変更したい文字をクリックして選択してから、フォントを指定します。文字をクリックし、その後、Shift キーを押しながら他の文字をクリック、またはドラッグすると、文字の範囲選択ができ、その後フォントを指定すると、複数文字のフォントを一括で指定できます。
フォントの内容をカスタマイズしたい場合は、「フォント設定タブ」で行います。
(補足)
初代ニコカラメーカーでは「前行追随」機能により文字単位のフォント指定を行っていましたが、ニコカラメーカー 2 ではより直感的に文字単位フォント指定が可能になったため、前行追随機能は廃止されました。
「レイアウト」欄では文字の表示位置を指定できます。1
行全部に対して同じレイアウトが適用され、文字単位で個別にレイアウトを指定することはできません。また、同じページ内の行(黒線で区切られたところまでの行)のレイアウトも連動して変更されます。レイアウトの内容をカスタマイズしたい場合は、「レイアウト設定タブ」で行います。
「表示開始」欄では字幕が表示される時刻を指定できます。時刻はタイムタグ形式で指定します。例えば [12:34:56] と指定すると、12 分 34 秒 560 ミリ秒から字幕が表示されます(12 分 34 秒 560
ミリ秒の時点では表示されています)。
「歌唱開始」欄には字幕のワイプが開始される時刻が表示されています。歌詞ファイルで指定されている時刻(@Offset、@HeadOffset タグの設定も反映)のため、歌唱開始欄では変更できません。
「歌唱終了」欄には字幕のワイプが終了される時刻が表示されています。歌詞ファイルで指定されている時刻(@Offset、@HeadOffset タグの設定も反映)のため、歌唱終了欄では変更できません。
「表示終了」欄では字幕の表示が終了する時刻を指定できます。時刻はタイムタグ形式で指定します。例えば [12:34:56] と指定すると、12 分 34 秒 560 ミリ秒まで字幕が表示されます(12 分 34 秒 560
ミリ秒の時点では表示されています)。
(補足)
表示開始・表示終了を入力する際は、日本語入力モードを解除(IME オフ)してください。
(補足)
表示開始・表示終了の設定は、後述の自動設定が便利です。
「アクション」欄では文字の動きを指定できます。フェードインやフェードアウトなどを指定できます。1 行全部に対して同じアクションが適用され、文字単位で個別にアクションを指定することはできません。
(補足)
「フォント」「レイアウト」「アクション」の各欄については、左側のチェックボックスで複数行にチェックを入れてから指定すると、チェックの入っている行を一括で指定することができます。
(補足)
ヘッダーのチェックボックス(歌詞ファイル入力欄のすぐ下のチェックボックス)をチェックすると、すべての行を一括でチェックすることができます。
(行を追加ボタン)をクリックするとポップアップメニューが表示され、「歌詞行を追加」「ページ区切りを追加」「段落区切りを追加」を行えます。
「歌詞行を追加」をクリックすると、簡易編集ウィンドウが表示され、歌詞行の内容(歌詞の文字そのものやタイムタグ)を新規に追加できます。タイムタグの無い行は無効行として無視されます。
「ページ区切りを追加」をクリックすると、選択行の直後にページ区切りが追加されます。
「段落区切りを追加」をクリックすると、選択行の直後に段落区切りが追加されます。
(注)
行の追加(歌詞行・ページ区切り・段落区切りの追加)は、機能として搭載しているものの、利用は推奨していません。
(補足)
歌詞行の追加は、RhythmicaLyrics などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で行うのが簡単・便利・効率的です。歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で歌詞ファイルを更新すると、ニコカラメーカー 2 は更新された内容を自動的に読み込み反映します。
ページ区切り・段落区切りの追加は、後述の自動設定が便利です。
(行を削除ボタン)をクリックすると、選択されている行を削除することができます。
(注)
行の削除は、機能として搭載しているものの、利用は推奨していません。
(補足)
行の削除は、RhythmicaLyrics などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で行うのが簡単・便利・効率的です。歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で歌詞ファイルを更新すると、ニコカラメーカー 2 は更新された内容を自動的に読み込み反映します。
(自動で区切りを設定ボタン)をクリックすると、自動で区切りを設定ウィンドウが表示され、ページ区切り・段落区切りを自動で設定することができます。
「設定方法」を選ぶことにより、どのような方法で区切りを挿入するかを指定できます。
「自動で区切りを設定した後、自動でフォントを設定する」のチェックを入れておくと、後述の「自動でフォントを設定する」が自動実行されます。
「自動でフォントを設定した後、自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定する」のチェックを入れておくと、後述の「自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定する」が自動実行されます。
「自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定した後、自動でアクションを設定する」のチェックを入れておくと、後述の「自動でアクションを設定」が自動実行されます。
(補足)
アクションで「ユートピア」を使用している場合、「ワイプ後の表示時間」を 1000 [ms] にすると行末の動きがきれいになります。
(自動でフォントを設定ボタン)をクリックすると、自動でフォントを設定ウィンドウが表示され、フォントを自動で設定することができます。
「設定方法」を選ぶことにより、どのような方法でフォントを設定するかを指定できます。
メインパートとそれ以外のパート(コーラスなど)で別々のフォントを設定します。
(補足)
上記オプションを無効にした場合、新たなフォント設定を行わなくなりますが、既に設定されているフォントを初期化はしません。
例えば、一度「歌詞の文字と同じ名称のフォント設定を適用する」を有効にして設定されたフォントを、「歌詞の文字と同じ名称のフォント設定を適用する」を無効にしても元にはもどりません。
フォントを変更したい場合は、歌詞の表示設定で変更してください。
このような仕様になっている理由は、手動で設定したフォント設定を破壊しないための配慮です。
「自動でフォントを設定した後、自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定する」のチェックを入れておくと、後述の「自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定する」が自動実行されます。
「自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定した後、自動でアクションを設定する」のチェックを入れておくと、後述の「自動でアクションを設定」が自動実行されます。
(自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定ボタン)をクリックすると、自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定ウィンドウが表示され、表示開始時刻・表示終了時刻を自動で設定することができます。
「設定方法」を選ぶことにより、どのような方法で時刻を設定するかを指定できます。
「設定」でタイミングの調整ができます。ただし、状況によっては必ずしも設定したタイミングにはなりません。
(補足)
アクションで「ユートピア」を使用している場合、「ワイプ後の表示時間」を 1000 [ms] にすると行末の動きがきれいになります。
(補足)
前ページの歌唱終了時刻から今ページの歌唱開始時刻までに、「ワイプ前の表示時間」+「ワイプ後の表示時間」+「歌詞の表示間隔」の時間が必要です。時間が満たない場合は、以下の順に時間が削られていきます。
1. 歌詞の表示間隔
2. ワイプ後の表示時間(表示保護時間は残す)
3. ワイプ前の表示時間(表示保護時間は残す)
4. ワイプ後の表示時間(表示保護時間も残さない)
5. ワイプ前の表示時間(表示保護時間も残さない)
6. 今ページの歌唱開始時刻に前ページの字幕表示を終了する(前ページがワイプ途中で表示が消える)
「自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定した後、自動でアクションを設定する」のチェックを入れておくと、後述の「自動でアクションを設定」が自動実行されます。
(自動でアクションを設定ボタン)をクリックすると、自動でアクションを設定ウィンドウが表示され、アクションを自動で設定することができます。
「設定方法」を選ぶことにより、どのような方法でアクションを設定するかを指定できます。
(歌詞編集ツールボタン)をクリックすると、歌詞編集のためのメニューが表示されます。
(注)
歌詞編集ツールのうち、「歌詞の編集」および「ルビの編集」の 2 つについては、機能として搭載しているものの、利用は推奨していません。
(補足)
歌詞の編集およびルビの編集は、RhythmicaLyrics などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で行うのが簡単・便利・効率的です。歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で歌詞ファイルを更新すると、ニコカラメーカー 2 は更新された内容を自動的に読み込み反映します。
歌詞編集タブの右上にある(歌詞設定管理ボタン)をクリックすると、歌詞設定管理メニューが表示されます。
指定されている歌詞ファイルが他のアプリ(RhythmicaLyrics など)で更新(上書き保存)された場合、ニコカラメーカー 2 は自動的に更新を検知し、歌詞編集タブに更新後の内容を反映します(ステータスバーに「内容を反映しました」と表示されます)。
流れとしては、
となります。
(補足)
RhythmicaLyrics で歌詞ファイルを保存する場合、「名前を付けて保存」ではなく「ルビ拡張規格でタイムタグ出力」を使用してください(ルビ情報が連携されるようにするため)。
(補足)
歌詞の編集はニコカラメーカー 2 でも行えますが、RhythmicaLyrics などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で行うのが簡単・便利・効率的です。
ニコカラメーカー 2 での歌詞編集は推奨していません。
タイトル編集タブでは、曲名や歌手名などの情報を字幕として表示することができます。
タイトル編集タブの使い方は基本的に「歌詞編集タブ」と同じですので、使い方については歌詞編集タブの節を参照してください。
ただし、歌詞編集タブとタイトル編集タブは、以下の点が異なります。
(注)
タイトルの編集は @ タグ以外は歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)では行えないため、タイトルはニコカラメーカー 2 で編集することを推奨します。
歌詞ファイルで曲名等の @ タグが指定されている場合、タイトルとして @ タグを入力すると、内容が曲名等に置換されます。
@ タグの入力は歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)RhythmicaLyrics で行えます。RhythmicaLyrics の【ツール→@
タグオプション】メニューで入力ができ、【ファイル→出力→ルビ拡張規格でタイムタグ出力→実行】メニューで歌詞ファイルを出力すると、出力された .lrc ファイルに @ タグの内容が埋め込まれます。
ニコカラメーカー 2 でその .lrc ファイルを読み込み、タイトル編集時に「@Title」等を入力すると、@Title の部分が曲名に置換されます。サポートしている @ タグは以下の通りです。
フォント設定タブでは、字幕として表示する歌詞のフォントを設定します。
フォント設定タブの中にさらに子タブが 8 個あり(デフォルトの場合)、1 つの子タブで 1 種類のフォント設定を行えますので、最大 8 種類のフォントを設定できます(必要に応じて増やすこともできます)。例えば、1
つめの子タブでメインパート用のフォントを設定し、5 つめの子タブでコーラス用のフォントを設定する、といった使い方ができます。
子タブは、ドラッグ&ドロップして子タブ同士の順序を入れ替えることができます。
フォントの設定を変更すると、右下の「永」の字のサンプルに反映されますので、サンプルを見ながら設定値を好みのものに調整して下さい。
フォントの設定項目は、以下のようになっています。
(フォント編集ツールボタン)をクリックすると、フォント編集のためのメニューが表示されます。
フォント設定タブの右上にある(フォント設定管理ボタン)をクリックすると、フォント設定管理メニューが表示されます。
レイアウト設定タブでは、字幕として表示する歌詞の位置を設定します。
レイアウト設定タブの中にさらに子タブが 5 個あり(デフォルトの場合)、1 つの子タブで 1 種類の位置設定を行えますので、最大 5 種類の位置を設定できます(必要に応じて増やすこともできます)。例えば、歌詞を上下 2
段に分けて表示したい場合は、1 つめの子タブで上段用の位置を設定し、2 つめの子タブで下段用の位置を設定する、といった使い方ができます。
子タブは、ドラッグ&ドロップして子タブ同士の順序を入れ替えることができます。
レイアウトの設定を変更すると、上側のサンプルに反映されます。黒背景が動画全体を表し、青い四角が字幕部分のイメージです。サンプルを見ながら設定値を好みのものに調整して下さい。
レイアウトの設定項目は、以下のようになっています。
レイアウト設定タブの右上にある(レイアウト設定管理ボタン)をクリックすると、レイアウト設定管理メニューが表示されます。
プレビューを行う前に、プロジェクトを保存することをお薦めします。
プレビュータブでは、これまでに設定した内容がどのように反映されるかを、動画を再生しながらビジュアルに確認できます。
(再生ボタン)をクリックすると、動画が再生され、歌詞字幕も表示されます。再生中はボタンが(一時停止ボタン)になりますので、クリックすると一時停止されます。
(停止ボタン)をクリックすると、動画再生が完全に停止し、動画の先頭に戻ります。
(早戻しボタン)をクリックすると、再生位置が約 5 秒戻ります。キーフレームに戻るため、秒数は多少前後します。
(早送りボタン)をクリックすると、再生位置が約 5 秒進みます。キーフレームに進むため、秒数は多少前後します。
(コマ送り)ボタンをクリックすると、動画をコマ送りできます。
再生音量は左側の音量バーで調整できます。
再生位置は下側のシークバーで調整できます。
プレビュータブの右上にある(警告一覧ボタン)をクリックすると、警告一覧ウィンドウが表示されます。警告が発生している場合、というように警告一覧ボタンの右上に警告数が表示されます。
(補足)
早戻し・早送りの秒数は設定で変更できます。
右側のスイッチでプレビュー時に現在時刻をタイムタグ形式で表示するかどうかを指定できます。
なお、この指定が反映されるのはプレビュー時のみです。実際に動画出力される際には時刻は入りません。
動画のフレームレートや字幕の量などにもよりますが、一般に、プレビューには高性能なパソコンが必要です。
パソコンの処理性能が追いつかない場合、コマ落ちが発生し、動画がカクカク再生されます。また、音声と映像のタイミングがずれていきます。
負荷が高くまともに字幕が表示されない場合は、後述の描画品質オプションを変更したり、コマ送りで表示するなどをお試し下さい。
なお、プレビューでコマ落ちやタイミングずれなどが発生しても、実際に動画出力される際には完全な状態で出力されますので、ご安心ください。
プレビュー時の描画品質を右側の描画品質バーで変更できます。プレビュー負荷が高い場合は中や低をお試し下さい。
描画品質はあくまでもプレビュー時の描画品質を変更するだけですので、最終的な動画出力時の品質には影響しません(動画出力時は常に高品質で出力されます)。
「動画出力」タブでは、カラオケ字幕付きのニコカラ動画を出力します。
「出力先ファイル名」欄に動画として出力する際のファイル名を入力するか、または、参照ボタンで出力先を指定してください。出力されるファイルのサイズが巨大になりますので、ハードディスクの空き容量には注意してください。
「出力形式」で動画の出力形式を選ぶことができます。
「字幕ワイプを 2 倍滑らかにする」を有効にすると、動画のフレームレートを倍増させることにより、字幕がより滑らかにワイプするようになります。例えば、元動画が 30 fps の場合、出力される動画は 60 fps
になります。ファイルサイズは 2 倍になります。
また、ここでこれまでのプロジェクトの内容を保存することができます。「プロジェクトの保存」ボタンを押すと、プロジェクトのすべての内容が .n2proj
ファイルに保存されます。新規プロジェクトの場合は、保存先を指定するダイアログが表示されます。
「動画出力」ボタンをクリックすると、ニコカラ動画が出力されます。
進捗ウィンドウが開き、動画出力の進捗が表示されます。
「動画出力が完了しました。」と表示されたら、作業完了です。途中で出力をキャンセルしたくなった場合は、中止ボタンをクリックすることでキャンセルできます。
出力形式を無圧縮 AVI にした場合は、出力された動画ファイルをメディアプレーヤーなどで再生することで、動画としての出来映えを確認できます。
(補足 1)
出力された AVI 動画ファイルを Windows 10 標準の「映画&テレビ」で再生すると音声が再生されません。
「MPC-BE」での再生を推奨します。
「Windows Media Player」でも再生可能な場合が多いですが、シークすると音声が再生されなくなったり、シークしなくても音声が再生されない場合もあります。
(補足 2)
お使いのパソコンの性能によっては(特にディスクが SSD ではなく HDD の場合)、メディアプレーヤーで AVI 動画を再生するとカクつく場合があります。エンコードソフトで mp4 などに変換してから再生すると、滑らかに再生されるようになります。
本章では、ニコカラメーカー 2 の各タブから開くことのできるウィンドウの使い方を詳しく説明します。
なお、ツールメニューから開くことのできるニコカラメーカー 2 の設定ウィンドウの使い方については、設定章を参照してください。
歌詞行の内容を編集しますが、簡易的な機能のみを搭載しています。
歌詞行の内容(歌詞の文字そのものやタイムタグ)を編集したり、1 つの行を複数行に分割することができます。
(注)
簡易歌詞行編集ウィンドウは、機能として搭載しているものの、利用は推奨していません。
(補足)
歌詞の編集は、RhythmicaLyrics などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で行うのが簡単・便利・効率的です。歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で歌詞ファイルを更新すると、ニコカラメーカー 2 は更新された内容を自動的に読み込み反映します。
タイトルを編集します。
@ タグをサポートしています。
歌詞中に登場する漢字等にルビを振ることができます。
ルビを振りたい漢字等を選択してから、ルビ欄にルビを入力してください。ルビにはタイムタグを含めることができます。
ルビの入力を終えたら、「確定して次へ」ボタンを押すことにより、ルビが確定します。
(注)
ルビ編集ウィンドウは、機能として搭載しているものの、利用は推奨していません。
(補足)
ルビの編集は、RhythmicaLyrics などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で行うのが簡単・便利・効率的です。歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で歌詞ファイルを更新すると、ニコカラメーカー 2 は更新された内容を自動的に読み込み反映します。
行に適用する字幕アクションの種類および、詳細な設定を行うことができます。
「設定方法」で適用したいアクションの種類を選択してください。
下側の設定欄で詳細な設定ができます。
OK ボタンをクリックすると確定します。歌詞編集タブまたはタイトル編集タブのチェックが入っている行すべてに適用されます。
フォント設定タブのフォント設定管理ツールから配色設定の一括コピーウィンドウを開くことが出来ます。
フォント設定の一括コピーウィンドウでは、「赤配色」の設定を「標準配色」にコピーするなど、フォント設定(配色・フォント・飾り等)をコピーできます。
「コピー元」を選択後、「コピー先」にチェックを入れる(複数チェック可)と、チェックを入れたフォント設定の内容がコピー元と同じになります。
(補足)
配色のみを一括コピーしたい場合は、配色設定の一括コピーウィンドウをお使いください。
フォント設定タブのフォント編集ツールから配色設定の一括コピーウィンドウを開くことが出来ます。
配色設定の一括コピーウィンドウでは、「文字色」の配色を「縁取り色」にコピーするなど、配色をコピーできます。
「コピー元」を選択後、「コピー先」にチェックを入れる(複数チェック可)と、チェックを入れた配色の内容がコピー元と同じになります。
「グラデーション・ミルフィーユのマーカー位置のみをコピー」にチェックを入れると、配色はコピーされず、マーカー位置のみがコピーされます。
(補足)
配色だけではなくフォント設定全体(配色・フォント・飾り等)を一括コピーしたい場合は、フォント設定の一括コピーウィンドウをお使いください。
警告一覧ウィンドウには、改善すべきと思われる内容が表示されます。
警告一覧ウィンドウの内容は、タブを切り替えた際に更新されます。
1 つの漢字に対応するルビが複数あり、どのルビを適用すべきか判断が付かない場合は、警告が表示されます。
@Ruby=愛,あい1 @Ruby=愛,あい2
歌詞ファイルの @Ruby タグ部分を修正し、1 つの漢字に対応する @Ruby タグを 1 つにしてください。
(補足)
RhythmicaLyrics などの歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)で歌詞ファイルを作成していれば、通常はルビが適切に設定されますので、この警告が発生することはないと思われます。
歌詞ファイルの作成・編集は歌詞編集専門ツールで行うことを推奨します。
歌詞の歌唱開始時刻(ワイプが始まる時刻)よりも表示開始時刻が遅い場合や、歌詞の歌唱終了時刻(ワイプが終わる時刻)よりも表示終了時刻が早い場合は、ワイプが完全に表示されないことになりますので、警告が表示されます。
ニコカラメーカー 2 でのプロジェクト編集中に、歌詞ファイルが更新された場合は、このような現象が発生することがあり得ます。
歌詞編集タブの「自動で表示開始時刻・表示終了時刻を設定」を実行することにより、表示時刻が適切に設定されます。
フォント設定タブで、配色の塗りつぶしが「グラデーション」または「ミルフィーユ」の場合に、マーカーが 0% または 100% の位置に重なっている場合は、警告が表示されます。
位置が重複しているマーカーを選択してから、マーカー削除ボタンをクリックして、重複しているマーカーを削除してください。
歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)RhythmicaLyrics は、ルビ拡張規格対応のルビ出力を行うことが可能です。
方法については、ブログ記事「RhythmicaLyrics→ニコカラメーカーのルビ連携」を参照して下さい。
ニコカラメーカー 2 では、同時刻に複数箇所の歌詞がワイプする動作が可能です。複数パートの歌詞を同時にワイプさせるなどの活用が可能です。
歌詞ファイルのタイムタグを付ける段階で、複数のワイプが発生するようなタイムタグを付けます。例えば、以下のような感じです。
[00:01:00]同時ワイプ 1 行目[00:10:00] [00:05:00]同時ワイプ 2 行目[00:15:00]
1 行目は、1 秒〜10 秒までワイプします。2 行目は、5 秒〜15 秒までワイプします。従って、5 秒〜10 秒までは、1 行目も 2 行目も両方ワイプしている状態となります。
この例ではワイプする行を分けていますが、同じ行での複数同時ワイプも可能です。
注意点として、同時ワイプするようにタイムタグを打つと、タイムタグが巻き戻ることとなり、タイムタグ規格には違反します。このように作成されたタイムタグ付き歌詞ファイルは、他のアプリケーションで誤作動を引き起こす恐れがあります。
同時ワイプする同じ漢字に対して異なるルビを振りたい場合、@Ruby タグの適用開始時刻・適用終了時刻を適切に設定することにより可能となりますが、一部制限事項があります。
同時ワイプでのルビ読み分けをする歌詞ファイルの例:
[00:02:00]①[00:03:00]亜[00:07:00] [00:03:00]②[00:04:00]亜[00:07:00] [00:04:00]③[00:05:00]亜[00:07:00] [00:05:00]④[00:06:00]亜[00:07:00] @Ruby1=亜,あ,,[00:07:00] @Ruby2=亜,い,[00:04:00],[00:07:00] @Ruby3=亜,う,[00:05:00],[00:07:00] @Ruby4=亜,え,[00:06:00]
ニコカラメーカー 2 では、カラオケ字幕として文字だけではなく、任意の画像を使うこともできます。この機能をインライングラフィックスと呼びます。
イメージとしては、スマホメールの絵文字機能の強化版と思ってください。メールの絵文字はあらかじめ決められたものしか使えませんが、インライングラフィックス機能では、お好きな画像を絵文字として使うことができます。
凝った演出の字幕にしたい場合や、歌詞パート分けのアイコンなど、さまざまな場面で活用できるかと思います。
インライングラフィックスを使うには、以下のように歌詞ファイル(.lrc)の中に @Emoji タグを記載します。
[00:00:00]画<E>像<E>使<E>用[00:05:00] @Emoji=<E>,絵文字Before.png,絵文字After.png
@Emoji タグで、画像に置き換える文字と、表示する画像(ワイプ前・ワイプ後)を指定します。これにより、<E> の部分が画像(絵文字)で表示されます。
インライングラフィックスで利用可能な画像のファイル形式については、「入力画像形式」節を参照してください。
(補足)
歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)RhythmicaLyrics で @Emoji タグを入力するには、【ツール→@ タグ】メニューをクリックし、「その他の @ タグ」欄に @Emoji タグを記載します。
@Emoji タグの仕様は以下の通りです。
書式 | @Emoji=画像に置き換える文字,ワイプ前画像ファイル名,ワイプ後画像ファイル名【省略可】,オプション【省略可】 |
---|
ワイプ後画像ファイル名とオプションは省略可能ですが、オプションを指定する場合はワイプ後画像ファイル名の後ろのカンマが必須となりますので、カンマが 2
つ並ぶことに注意してください。ワイプ後画像ファイル名を省略し、オプションを付ける場合は以下のように記載します。
@Emoji=<E>,絵文字Before.png,,NoDecor
@Emoji タグの例をいくつか示します。
@Emoji=<E>,絵文字Before.png,絵文字After.png @Emoji=<E>,絵文字Before.png,絵文字After.png,Zoom=75% @Emoji=<E>,絵文字Before.png,,Zoom=120%,NoDecor
(注)
タイムタグの仕様では、同じ @ タグが複数存在することは許されていません。
ニコカラメーカー 2 のみで歌詞ファイルを使用する場合は @Emoji タグを複数回記載してまったく問題ありませんが、他のツールと歌詞ファイルを共有する場合は、「@Emoji1=」「@Emoji2=」「@Emoji3=」のように、@Emoji の後ろに連番を付与することを推奨します。
歌詞パート分けでアイコンを付けたい場合は、例えば歌詞ファイルの内容を以下のようにします。ミクアイコンの後ろに「みっくみく」の歌詞が続く形となります。
[00:00:00]【ミク】みっくみく[00:05:00] [00:06:00]【グミ】ぐみ〜。[00:10:00] @Emoji=【ミク】,ミク.png @Emoji=【グミ】,グミ.png,,MarginRight=10
すべての文字に対して絵文字を指定することにより、オリジナル画像フォントで字幕を作ることもできます。
[00:00:00]あいう[00:05:00] @Emoji=あ,あBefore.png,あAfter.png @Emoji=い,いBefore.png,いAfter.png @Emoji=う,うBefore.png,うAfter.png
インライングラフィックス機能を使う歌詞ファイルの例を、ニコカラメーカー 2 のサンプルフォルダー内に「故郷_コーラス_インライングラフィックス.lrc」として提供しています。サンプルフォルダー(「Samples」)は[ヘルプ →
サンプルフォルダー]メニューをクリックすると開けます。
歌詞編集タブで「メイン」に「故郷.lrc」を、「コーラス 1」に「故郷_コーラス_インライングラフィックス.lrc」を指定することで、インライングラフィックスを活用したコーラスパートを作ることができます。参考にしてください。
歌詞の文字と文字の間に空白を入れたい場合、通常は、歌詞ファイルに半角スペースを記載しておけば狭めのスペース、全角スペースを記載しておけば広めのスペースを入れることができ、また、スペースを連続して記載しておけばさらに広いスペースを入れることができます。
しかし、スペースの広さをもっと細かく調整したい、という場合は、インライングラフィックスの MarginRight オプションを活用することで、任意の幅のスペースを空けることができます。
準備としては、予め、縦 1 ピクセル、横 1 ピクセルの画像を透過 PNG 形式で保存しておきます。例えば、Transparent1x1.png というファイル名にします。
そのうえで、歌詞ファイルを以下のようにします。
[00:02:00]■【20】■【40】■【80】■[00:10:00] @Emoji=【20】,Transparent1x1.png,,Fix,NoDecor,MarginRight=19 @Emoji=【40】,Transparent1x1.png,,Fix,NoDecor,MarginRight=39 @Emoji=【80】,Transparent1x1.png,,Fix,NoDecor,MarginRight=79
上記で、絵文字として指定された【20】は、元々の画像の横幅 1 ピクセルに、MarginRight の 19 ピクセルが加わり、合計 20 ピクセルのスペースになります。
実際にはレイアウト設定の歌詞間隔などの影響も受けるため、必ずしも MarginRight プラス 1 ピクセルになるわけではありませんが、MarginRight
を調整することにより、任意の幅のスペースを空けることができます。準備する画像ファイルは 1 つだけで、さまざまなスペースを空けることができます。
歌詞編集タブで、フォント設定を変更したい文字を選択してからフォントを指定することにより、1 行の中で複数のフォント設定を適用することができます。
詳細は「歌詞の表示設定」節を参照してください。
ニコカラメーカー 2 にはコーラス自動色分け機能があります。丸括弧で括られた歌詞はコーラスとして認識し、自動的に色を変更します。
歌詞ファイルが、例えば以下のようになっていたとします。
[00:01:00]メインパート[00:07:00][00:04:00](コーラス)[00:08:00]"(コーラス)" の部分が丸括弧で括られていますので(丸括弧は全角でも半角でも可)、ニコカラメーカー 2 はここをコーラスと認識して色を変更します。
デュエットなど複数名で歌唱する曲は、歌唱担当に合わせて字幕の色を変えると歌いやすくなりますが、歌詞編集タブで「この行は青」「この行は赤」というように 1
行ずつ設定するのは大変ですし、歌詞ファイルが更新された際に再度設定しなくてはいけなくなる場合もあります。
しかし、自動でフォントを設定する機能とインライングラフィックス機能を使用することで、自動的に歌唱担当ごとのフォント設定を適用することができます。
まず、歌詞ファイルにインライングラフィックスの設定をしておきます。以下の例では、「【太郎】」「【花子】」にアイコンを割り当ててパートを分かりやすくしています。
【太郎】[00:03:00]たろたろたろたろ[00:07:00] 【花子】[00:08:00]はなはなはなはな[00:12:00] 【太郎】[00:13:00]たろたろ[00:15:00] 【花子】[00:15:00]はなはな[00:17:00] @Emoji=【太郎】,Taro.png,,NoDecor @Emoji=【花子】,Hanako.png,,NoDecor
次に、インライングラフィックスの画像と置き換える文字と同じ名前のフォント設定を作成します。例では、「【太郎】」フォント設定を青色、「【花子】」フォント設定を赤色にしています。
最後に、歌詞編集タブで「自動でフォントを設定」を行います。その際、「歌詞の文字と同じ名前のフォント設定を適用する」にチェックを入れておきます。
すると、【太郎】アイコンに続く歌詞は【太郎】フォント設定の青色に、【花子】アイコンに続く歌詞は【花子】フォント設定の赤色になります。
行の途中でパートが変わってもきちんと色分けされますので、文字単位のパート分けもこの方法で行えます。
この方法で自動色分けすると、歌詞ファイル更新時などに再度色分けが必要になった場合でも、「自動でフォントを設定」するだけですぐに再度色分けができるので、効率的になります。
パート自動色分けしたいけどパートの先頭にアイコンは付けたくない、と言う場合は、パート自動色分け(アイコン無し)のやり方を応用します。
基本的にはアイコン付きと同じやり方ですが、画像を横 1 ピクセルの透明画像にします。「すごく横幅の狭い透明画像を表示」すると、結果的にアイコンの無い状態に見せることができます。
横 1 ピクセルの透明画像はサンプルフォルダーに置いてありますので、ご活用ください。
ニコカラメーカー 2 には、歌詞ファイルで指定されている字幕ワイプタイミングを一括でずらす機能があります。歌詞ファイル中で @Offset タグを指定してください。
(補足)
歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)RhythmicaLyrics で @Offset タグを入力するには、【ツール→@ タグ】メニューをクリックし、「その他の @ タグ」欄に @Offset タグを記載します。
@Offset タグの仕様は以下の通りです。
書式 | @Offset=ずらす時間(ミリ秒単位) |
---|
ずらす時間としてプラスの時間を指定すると、歌詞ファイルで指定されている時刻よりも遅れてワイプし、逆に、マイナスの時間を指定すると、歌詞ファイルで指定されている時刻よりも早くワイプするようになります。
例えば、すべての字幕を 100 ミリ秒早くワイプさせたい場合は、以下のように指定します。
@Offset=-100
@Offset タグについては、ブログ記事「カラオケ動画のタイムタグ打ちのコツ」もご参照ください。
ニコカラメーカー 2 には、行頭の文字のみの字幕ワイプタイミングを一括でずらす機能があります。歌詞ファイル中で @HeadOffset タグを指定してください。
(補足)
歌詞編集専門ツール(タイムタグエディタ)RhythmicaLyrics で @HeadOffset タグを入力するには、【ツール → @ タグ】メニューをクリックし、「その他の @ タグ」欄に @HeadOffset タグを記載します。
@HeadOffset タグの仕様は以下の通りです。
書式 | @HeadOffset=ずらす時間(ミリ秒単位) |
---|
ずらす時間としてプラスの時間を指定すると、歌詞ファイルで指定されている時刻よりも遅れてワイプし、逆に、マイナスの時間を指定すると、歌詞ファイルで指定されている時刻よりも早くワイプするようになります。
例えば、すべての行頭文字を 100 ミリ秒早くワイプさせたい場合は、以下のようにマイナスの時間を指定します。
@HeadOffset=-100
一般的に、行頭は少し早めにワイプした方が歌いやすくなりますので、@HeadOffset
タグでマイナスの値を指定すると良いでしょう。ただし、マイナスの値をあまり増やしすぎると、前の行末とのタイミングが合わなくなってきてしまいますので、増やしすぎには注意してください。
@HeadOffset タグについては、ブログ記事「カラオケ動画のタイムタグ打ちのコツ」もご参照ください。
ルビの文字数が多い漢字同士が隣り合うと、親文字(漢字)よりもルビの幅が広くなり、ルビ同士が重なってしまう恐れがあります。例えば、隼(はやぶさ)と魂(たましい)が隣同士だった場合、はやぶさの「さ」とたましいの「た」が重なってしまう恐れが想定されます。
しかし、ニコカラメーカー 2 には「ルビ干渉自動回避機能」が備わっており、ルビが重なる場合は、自動的に親文字をずらすことにより、ルビが重ならないようにします。
特段の設定は不要で、自動で処理されます。
(補足)
本機能は「ルビが親文字の幅を超える場合、親文字の両側にスペースを空ける」とは別の機能です。
[ツール→設定]メニューをクリックすると、ニコカラメーカー 2 の設定ウィンドウが開き、ニコカラメーカー 2 の設定を行うことができます。
設定後、OK ボタンをクリックすると設定が確定します。初期化ボタンをクリックすると、初期設定に戻すことができます。
フォント設定において色(RGB)を数値入力で指定する際の設定方法です。
いずれの設定方法でも、不透明度(A)は 0〜100(%)の数値で指定します。
(補足)
本設定は、再起動後に反映されます。
フォントサイズに対する半角スペースの幅の比率を指定します。
例えばフォントサイズが 200 で半角スペースの幅が 20% の場合、半角スペースの幅はおよそ 20 ピクセルとなります。
このオプションを有効にすると、親文字(漢字等)の幅よりもルビの幅が広い場合、親文字の両側にスペースを空け、ルビと隣の親文字が上下に重ならないようにします。
(補足 1)
このオプションが有効な場合もレイアウト設定の「歌詞間隔」は有効ですので、「歌詞間隔」がマイナスに設定されている場合は、その分だけルビと隣の親文字が重なります。
(補足 2)
本設定は「ルビ干渉回避」とは別の設定です。
プレビュータブで早戻しボタン・早送りボタンをクリックした際の時間変化を設定します。
設定はあくまでも目安です。キーフレーム等の状況により、必ずしも設定した時間ぴったりに早戻し・早送りできるわけではありません。
「ニコカラメーカー 2 の最新情報を自動的に確認する」を有効にすると、ニコカラメーカー 2 起動時にホームページからニコカラメーカー 2 関連の最新情報を取得し、最新情報が見つかった場合はブラウザで表示します。Ver 13.0 現在、最新情報の確認は 3 日ごとに行います。
最新情報表示前には、表示するかどうかの確認が行われます。表示しないを選択した場合、当該情報については次回以降は表示されませんのでご注意下さい。
「今すぐ最新情報を確認」ボタンをクリックすると、直ちに確認が行われます。
「設定のバックアップ」ボタンをクリックすると、設定内容をファイルに保存することができます。
「設定の復元」ボタンをクリックすると、「設定のバックアップ」で保存したファイルを読み込み、保存時の設定に戻すことができます。なお、使用中のニコカラメーカー 2 と同じバージョンのニコカラメーカー 2
で保存したファイルを読み込むようにしてください。異なるバージョンのファイルはサポートされていません。
これまでの説明と重複する事柄もありますが、ニコカラメーカー 2 の仕様をここにまとめておきます。
ニコカラメーカー 2 公式ページのサポート情報をご覧ください。
素材動画タブで指定することが可能な動画は、以下の形式です。
コンテナ(ファイル形式) | コーデック |
---|---|
AVI | 無圧縮 AVI(映像 RGB、音声リニア PCM) |
MP4 | 映像:H.264 (AVC)、H.265 (HEVC)(注)、AV1 (AOMedia Video 1)(注) 音声:AAC、MP3 |
WMV | - |
(注)
H.265 (HEVC) コーデックや AV1 (AOMedia Video 1) コーデックで映像が圧縮されている MP4 動画を元動画として使用する場合は、ビデオ拡張機能を事前にインストールしてください。
詳細は「ビデオ拡張機能のインストール」節をご覧ください。
素材動画タブ、および、インライングラフィックスで指定することが可能な画像は、以下の形式です。
ファイル形式 | 備考 |
---|---|
BMP | |
DDS | DXGI_FORMAT_BC1_UNORM、DXGI_FORMAT_BC2_UNORM、DXGI_FORMAT_BC3_UNORM のみ対応 |
DNG | |
GIF | |
ICO | |
JPEG | |
JPEG XR | |
PNG | |
TIFF |
歌詞編集タブで指定することが可能な歌詞は、以下の形式です。
フォーマット | タイムタグ(カラオケタグ)付き歌詞ファイル |
---|---|
拡張子 | .lrc .kra .txt |
文字コード(エンコーディング) | Shift-JIS JIS EUC-JP UNICODE (UTF-16) UNICODE (UTF-16) Big Endian UTF-8 |
動画出力タブで指定することが可能な動画は、以下の形式です。
フォーマット | 無圧縮 AVI 連番 PNG 連番 PNG(字幕のみを透過で) |
---|
歌詞ファイル中に記載されている @ タグのうち、以下のものに対応しています。
ニコカラメーカー 2 のサポートページをご覧ください。
分からないこと・気になることをいつでも気軽に質問できるお問い合わせチャットもどうぞ。
をコンテンツツリーの親に登録して頂けると、励みになります。どうぞよろしくお願いします。
コンテンツツリーランキング
2020で 39 位に入りました! とても嬉しいです。引き続き、登録のご協力よろしくお願いします。
コンテンツツリーへの登録方法は、コンテンツツリー公式サイトを参照して下さい。
登録頂いた動画は、ブログ等でご紹介させていただくことがあります。ご紹介が不都合な場合はご連絡ください。
クリエイター支援サイト「Fantia」内に、ニコカラメーカー 2 を含む SHINTA
のファンサイトを開設しました。
無料プランもありますので、是非ご入会いただけると励みになります。
懐に余裕がある方は、有料プランにご入会頂けると、開発費等が助かりますので、よろしくお願いします。
種類別 | フリーウェア |
---|---|
名称 | 動画作成ツール |
ソフトウェア名 | ニコカラメーカー 2 |
ダウンロード | http://shinta.coresv.com/software/nicokaramaker2-jpn/#Download(メイン) http://shinta0806be.ldblog.jp/archives/9212448.html(バックアップ) |
作者 | SHINTA |
作者 E メール | |
製品番号 | SHWI-046-F |
ニコカラメーカー 2 には以下のライセンスが適用されます。
※第三者から提供されている部分を除きます。第三者から提供されている部分については、元のライセンスに従います。
※営利目的で使用したい場合は、個別に応じられる場合がありますので事前にご相談下さい。
※カラプロでの利用についてはこちらをご覧ください。
ニコカラメーカー 2 の改訂履歴は以下をご覧ください。
動画をニコニコ動画に投稿する場合は、元の動画(素材タブで指定した動画)をコンテンツツリーの親に登録しておくようにしましょう。また、「ニコカラメーカー簡易説明書動画」もコンテンツツリーの親に登録頂けると励みになりますので、是非お願いします。
その他、お住まいの国・地域の法令を確認の上、正しくお使い下さい。
ニコカラメーカー 2 を活用して作成された動画としては、例えば次の動画があります。
ニコカラ FHD:恋は気まぐれイリュージョン!! / GUMI(On
Vocal)
また、「ニコカラメーカー簡易説明書動画」のコンテンツツリーを閲覧すれば、ニコカラメーカー 2 および初代ニコカラメーカーの活用事例をたくさん見ることができます。
ニコカラメーカー 2 の動作に当たり、以下のソフトウェアを使用させていただいております。ありがとうございます。各ソフトウェアのライセンス等については、各ソフトウェアのドキュメントを ThirdPartyDocuments フォルダ内に同梱しています。